奥義18 新皇帝決定戦―前編―
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[奥義18 新皇帝決定戦―前編―]
「入り口」と書かれた看板の近くに大きな穴があり、その下を覗きこむ華蓮。
『……この穴から入るのかな?』
【怖いなら俺がやってやろうか?】
『……ううん、大丈夫』
【…そうか。じゃあ、行くか】
『うんっ』
勢いを付け、華蓮はその穴に飛び降りた。
『きゃあああああ!!』
【この壁のカエルは何だ?】
『カ、カエル?』
瞬間、そのカエルの口から突然舌が伸び華蓮の体を巻き付けた。
「ゲコ!!」
―ガッ
『きゃ!?』
するとそのカエルの口の中に放り込まれてしまった。
『きゃあああ!ええ!?何々!?何なのこれーー!?』
長いトンネルから抜け、ようやく抜けたと思ったら地面に尻を打った。
『イッタ!もー、何なのいったい…あれ?真っ暗…』
顔を上げれば暗く、と思ったら急に目が眩むばかりの明かりが照らされ、思わず目を瞑りフードを深く被る。
『眩しっ!さっきから何なのよもー!』
【よくわからないが、おそらく勝ち残りルートみたいなとこじゃないか?】
『眩しくて目が開けられないよ…』
【とりあえず歩け。このままここにいても何も変わらねぇ】
『わかってる』
ゆっくり足を前に進む。
途中壁に鼻をぶつけてしまったが、その壁に手を付けてスムーズに進む事が出来た。
『この道、どこまで続くのかな?』
【気を付けろ、マルハーゲ帝国が主催する大会だ。罠や刺客がいてもおかしくない】
『し、刺客…』
刺客と言う言葉に思わず怯みかけたが気合いを入れ直す。
【Σッ!】
『え』
華蓮の体が急に乗っ取られ、小刀を抜き、前方に腕を振った。
重い何かが小刀に当たり、それは弾かれた。
『な、何!?今度は…』
「おやおや。この眩しさの中でワシの攻撃を弾くとは。いやはや、たいした腕の持ち主で」
『Σ誰?』
前方から声が聞こえるが眩しさ故に目は未だ開けられない。
前方にはサングラスをかけた年を老いた男性がしっかりとした足取りで立っている。
「ワシはこのコースの番人グランパ。ワシがいるこのコースに入ってしまうとは…何と運の無い」
【前方にいる奴を倒せば、ここを通れるのか?】
『さあ…?でも多分そうじゃない?』
【だったら話は早い。ソイツを倒して先に進むぞ】
『倒すって言ったって、目も開けられないこの状況でどうやって戦うのよ?』
_
「入り口」と書かれた看板の近くに大きな穴があり、その下を覗きこむ華蓮。
『……この穴から入るのかな?』
【怖いなら俺がやってやろうか?】
『……ううん、大丈夫』
【…そうか。じゃあ、行くか】
『うんっ』
勢いを付け、華蓮はその穴に飛び降りた。
『きゃあああああ!!』
【この壁のカエルは何だ?】
『カ、カエル?』
瞬間、そのカエルの口から突然舌が伸び華蓮の体を巻き付けた。
「ゲコ!!」
―ガッ
『きゃ!?』
するとそのカエルの口の中に放り込まれてしまった。
『きゃあああ!ええ!?何々!?何なのこれーー!?』
長いトンネルから抜け、ようやく抜けたと思ったら地面に尻を打った。
『イッタ!もー、何なのいったい…あれ?真っ暗…』
顔を上げれば暗く、と思ったら急に目が眩むばかりの明かりが照らされ、思わず目を瞑りフードを深く被る。
『眩しっ!さっきから何なのよもー!』
【よくわからないが、おそらく勝ち残りルートみたいなとこじゃないか?】
『眩しくて目が開けられないよ…』
【とりあえず歩け。このままここにいても何も変わらねぇ】
『わかってる』
ゆっくり足を前に進む。
途中壁に鼻をぶつけてしまったが、その壁に手を付けてスムーズに進む事が出来た。
『この道、どこまで続くのかな?』
【気を付けろ、マルハーゲ帝国が主催する大会だ。罠や刺客がいてもおかしくない】
『し、刺客…』
刺客と言う言葉に思わず怯みかけたが気合いを入れ直す。
【Σッ!】
『え』
華蓮の体が急に乗っ取られ、小刀を抜き、前方に腕を振った。
重い何かが小刀に当たり、それは弾かれた。
『な、何!?今度は…』
「おやおや。この眩しさの中でワシの攻撃を弾くとは。いやはや、たいした腕の持ち主で」
『Σ誰?』
前方から声が聞こえるが眩しさ故に目は未だ開けられない。
前方にはサングラスをかけた年を老いた男性がしっかりとした足取りで立っている。
「ワシはこのコースの番人グランパ。ワシがいるこのコースに入ってしまうとは…何と運の無い」
【前方にいる奴を倒せば、ここを通れるのか?】
『さあ…?でも多分そうじゃない?』
【だったら話は早い。ソイツを倒して先に進むぞ】
『倒すって言ったって、目も開けられないこの状況でどうやって戦うのよ?』
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