奥義17 新皇帝決定戦―序章―
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「Σあ!パラシュート忘れた」
『いや、アイツパラシュートの真拳使いだから…。ていうかそれよりも首領パッチ君また落ちちゃったよ!!』
「今の毛狩り隊変なこと言ってたな」
「大会とか参加資格とか」
「ああ、オレ達を倒すというより、その後に目的があるような感じだったな」
「気付きましたね…。よし、説明しましょう」
「Σ誰だ!?」
突如知らない声が聞こえ、声のした方を見る。
空ニャンが乗ってた飛行機のモグラ(?)が前に出た。
「ボーボボさん、アンタとそこの赤髪の少女の首は大会の参加チケットになるモグ」
「何!?何の大会だ?」
「それは………
「マルハーゲ帝国新帝王決定戦」だバカーーー!!!!」
『(キレた!!何で?)』
「…そんな大会が…」
「その話は本当だ」
「ソフトンさん」
『破天荒さん』
飛行機の一部が開き、そこからソフトンとあくびをしながら背伸びをする破天荒が姿を見せた。
「マルハーゲ帝国では50年に1度
帝王の座をかけた頂上バトルが始まる」
「なお参加資格は毛狩り隊の中でも隊長・幹部クラスのみモグ」
「(詳しいな…コイツ)」
「資格なき者は、ボーボボ一行を倒して力を証明しなければならない」
「ボーボボ、命よこせや!!」
『何てこと言うの!?』
「お世話になりました」
「資格者いた!!」
いつの間にか戻ってきた(2回目)首領パッチが包丁を持って命をよこせと言い、田楽マンはZブロック隊長でもあるため出ていこうとする。
「行こう…ボーボボ」
『Σどこへ?』
「毛狩り隊が集まるのなら好都合…
その大会殴り込みじゃーーーーーー!!!!」
モグラ(?)に筋肉バスターをかけ、行き先が決まった。
「と、その前に」
『?』
ボーボボが片方だけ靴を脱ぎ、そして、
「ローズの香り!!!」
『ぎゃあっ!!!』
突然華蓮の鼻に靴の中を押し付けた。
あまりの臭いに華蓮は気絶した。
「Σ華蓮ちゃん!!?」
「ボーボボさん!!いきなり何を!?」
「華蓮をしばらく頼んだぞ」
「あいよ」
「Σどっから来た?」
ビュティ達の質問に答えず、いつの間にかいたダチョウに華蓮を背負わせる。
「この嬢ちゃんはあっしが守りやす。ボーボボの旦那、ご無事で」
そう言うとダチョウは翼を広げ、羽ばたかせながら飛行機から飛び立った。
とは言ってもダチョウは飛べないのでそのまま下に落ちた。
「Σ華蓮ちゃん大丈夫なの!?」
「ボーボボさん!!何で、どうして華蓮を…」
「今回の目的地は毛狩り隊の実力者達が集う危険な場所だ。理由はまだわからないが、華蓮はもともと毛狩り隊に狙われてる身、そんな奴を危険にさらしに行かせる訳にはいかない」
ボーボボのもっともな言い分に誰も反論しなくなった。
「さっさと毛狩り隊を潰して、華蓮を迎えにいくぞ!」
「(ボーボボ……)
…うん、そうだね」
こうして華蓮を除いたボーボボ達は新帝王決定戦が開催される会場へと向かった。
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