奥義16 旧毛狩り隊④
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「(クソ…、何だこれ……何で心臓がこんなにうるせぇんだ……クソが…!)」
「逃げる気か?」
不意に声を掛けられ、振り向けばボーボボの後ろに隠れながら顔を出してる天の助がそこにいた。
「逃げるのかって聞いてんだよこの臆病野郎!!!!」
『ちょっと天の助君っ』
「誰に口聞いてんだ?天の助」
天の助の言葉にOVERが睨むが、天の助は全く臆する事無くさらに怒鳴る。
「テメーだよ、タコ!!華蓮に手当てしてもらったからって調子こいてんじゃねえぞ!!ね、ボーボボ…」
天の助がボーボボに同意を求めるが・・・
『……天の助君……それ、ボーボボじゃないよ』
「え?」
華蓮の言う通り、それはハリボテだった。
絶体絶命の中、天の助が取った行動は、
「ウソウソ、今の全部ウソ♥️」
OVERの足にすりつき許しを乞うが、当然聞き入って貰えず、結果、
「極悪斬血真拳奥義「カボス」!!!!」
―ズババババ
「ぎゃあああああああ僕ったらまた調子こいちゃったーー!!!」
これはもう天の助の自業自得なわけでどうする事も出来ず、華蓮はため息を吐き、闘技場を出ていこうとするボーボボ達の後を追った。(彼らも天の助を助ける気は無いようだ)
こうして3世との長い戦いは幕を閉じたのであった。
『あれ?そういえばソフトンさんの姿が見えないような…どこいっちゃったんだろ?』
歩きながら首を傾げるが、大丈夫だろうという考えに至った。
天の助の悲鳴はまだ続いてる。
続く