奥義16 旧毛狩り隊④
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「さっさと差し出せ!!」
「ぐわああああああああああああ!!!」
『やめてーーーー!』
「ボーボボ負けないでーー!」
いつの間にか3世の隣に、ビュティに変装してるボーボボが立っていた。
『Σって、あれーーーー?』
「何ィィ!!!!」
「ぐばっ!」
「ΣいつのまにかOVERとすりかわってる!!!」
「これぞ大鼻毛手品「ハンガー大脱出」!!」
そのタネはハンガーとかけ声しただけで錠が壊れ、3世が手を振り下ろされる前にボーボボは青箱から飛び出し、OVERを青箱に乗せた、というものだ。
「…毛玉を守るとは、まだ理性が残っているようだな」
『もう諦めたらどうなの!?』
「黙れ!!
「華蓮ちゃん!」
『くっ…』
向かってきたシルクハッ虫は先程の倍以上で華蓮に襲ってきた。
華蓮は小刀で斬っていくが焦りの表情が出てくる。
『(数が多すぎる…このままじゃ……)』
【……やむを得ん】
『Σ! ちょっと待っ…』
【すまない】
『(え…)』
聞こえたその声は、後悔と、罪悪感と、・・・泣きそうな声が混じっていた。
聞いた瞬間、華蓮の意識は無くなった。
―ボン
―ズババババ
「Σ!? 何ィ!?」
【しつこい技だ】
「廉瓜さん!」
全てのシルクハッ虫を斬り、煙の中から姿を見せた廉瓜。
「次から次へと
「廉瓜さん」
【近付くな】
「え…」
【俺に近付くんじゃねぇ…】
いつまた暴走してしまうのか分からず、近付いてくるビュティをその場で制した。
ビュティに、悲しそうな表情が出た。
一方3世は苛立ちを隠そうともせず、まずは廉瓜を黙らせようと攻撃対象を廉瓜に変えた。
「死ね!
廉瓜の周りを大きな青い柱が6本囲み、グルグル回る。
警戒を怠らないよう小刀を構えるが、次の瞬間柱が廉瓜を潰さんとばかりに勢い良く押し寄せた。
【ぐわっ!!】
「廉瓜さん!」
「これで邪魔者はいなくなった。これで全ての理性を吸いとってやる!
「ぐわあああ!!」
「ボーボボ!!」
3世が左手でボーボボのアフロを掴み、理性を全て吸い取った。
そのすぐ後に柱が全て横一文字に斬られ、廉瓜が脱出し、こちらに目を向ける。
ボーボボはアフロを小さくちぎってはそこら辺に投げ捨ててる。
_