奥義15 旧毛狩り隊③
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「いいだろう!ならばキサマの言う「話し合い」で解決しようではないか!!!」
取れてしまった角を貼り直し、話し合いに応じるハンペン。
それに対し天ボボは両手を拳に変え、そして・・・
「この…わからず屋ーーーーー!!!」
―ドゴッ
「ぶほっ!!!」
『Σ三度目ーーーっ!!』
「Σ何でーーーーっ!!?わかってたよそのハンペン!!」
その後も傷つける事ができないと言いながらもケタ違いの破壊力でハンペンを思いっきり傷つける天ボボ。
「僕が存在できるこの1分間は争いの無い時間を過ごしたいな」
「Σムリだよ!!アンタのせいで!!!」
ダメージを受け、膝を付くハンペンに天ボボが問う。
「聞かせて下さい…なぜアナタ達は無意味に人を傷つけ…そして戦うのですか…?」
「知れたこと、わしの力を誇示するため、わしの強さを弱者に知らしめるためよ!!!」
「…そ…そんな……考え理解できないよ!!!」
―ズバ
「ぐばぁ!!!」
「ΣΣチクワァーーン!!!!」
『Σ今度は斬ったーー!』
瞬間、天ボボは刀を手に持つとチクワンを横に斬り、一口サイズにした。
「アナタの、その間違った考え方が彼を殺したのです」
「違うよ!!アンタが斬ったんだよ!!」
『何ヒト(ヒトかどうか不明だが)になすり付けてるの!?』
「仕方が無かった…今の質問は、奥義「平和願望7条約」の1つだったから…」
「『え!?』」
「この奥義こそが僕流の平和への解決策!これより平和に関する残り6つの質問をさせて戴きます!!」
ちなみに「平和」を導く答えならば「平和バッチ」が与えられ、平和でない答えの時は殺す事になってる。
「では、さっそくいきます!!
平和質問1!!「争いをなくすために僕達は今何をすべきと考えますか」!?」
「下らん!!!争いなど起こるだけ起こればいい!!」
他人事なハンペンの答えに、天ボボの表情が悲しいものとなる。
そして・・・
「残念な答えです…僕はアナタ達を……………救いたいだけなのにーーーー!!!!」
―ダダダダダダダダ
「「「ぎゃあああああああ!!!」」」
『(マシンガン撃ったーー!!!)』
「(絶対救う気ないーー!!!)」
「全く恐ろしい考え方の人だ……………僕は誰も傷つけたくないのに…」
『(さっきから思いっきり傷つけてるよ…ι)』
「(恐ろしいのはアンタだよ…ι)」
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