奥義14 旧毛狩り隊②
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『(でもこれ、あたしの力で倒したと言えるのかな…?)』
【最後の一振り、俺は何もしていない。最後に敵を倒したのは、お前の実力だ】
『あたしの…実力……』
【そうだ。自信を持て、胸を張れ。守りたいものがある限り、お前は強くなれる】
『……………』
「華蓮ちゃん!」
『Σビュティちゃん』
囲っていた火の玉が無くなり、ビュティが華蓮に近付く。
「スゴイよ!!敵を倒すなんて!かっこよかったよ!」
『え、でもあれは……』
否定しようとしたが、やめた。
先程の声の主の言葉を思い出しぐっとつぐみ、自信に満ちた表情で微笑んだ。
『ありがと、ビュティちゃん。でも、2人がいたから心強かった……』
首領パッチと天の助の方に顔を向けると・・・
「テメーらさんざん華蓮を危険にさらしやがってこのバカ共がーーー!!!💢」
「「あぢゃぎゃあああああ!!!ごめんなさーーーい!!! (泣)」」
ボーボボによって大きな鍋にぐつぐつ煮えられ、ミイラ男から奪ったであろう包帯で鞭のように2人に叩きつけられてる。
『Σちょっとボーボボ!!いいよそこまでしなくて!!あたしなら無事だったんだしさ!』
「しかもハジケが足りんかったぞ!!
もっと死ぬ気でハジケんかーーー!!!」
『それはいらない!!』
ギャーギャーと騒いだが一先ずオバケ屋敷も後にした。
華蓮は、いつの間にか自分に話し掛けていた声が聞こえなくなった事に気付くが、不思議と怖いという感情は無かった。
いつも自分がピンチの時に聞く声で安心しているのか、素直に声の主の言う事を聞いていた。
『(アレは何だったんだろ……誰の声だったんだろ……。男の人の声だと思うんだけど……
いつもあたしを助けてくれる…アナタは誰?)』
「華蓮ちゃん、どうしたの?」
『Σう、ううん。ほら、へっくん達置いてきちゃったから、無事かなーって思って』
「あ、やっぱり華蓮ちゃんも心配だよね。でも魚雷さんやソフトンさん達がいるからきっと無事だよ」
『そうだね』
前を歩く華蓮とビュティの後ろから女子高生の格好をするボーボボと首領パッチが楽しいステージは無いかと話している。
そして見つけた鯉の養殖コーナーに入り、餌を貰った。
すると、
『ん!みんな、あれ!』
「あれは、田楽マン!!!」
水場に田楽マンが酷い傷を負って浮いていた。
すぐに救出し、誰にやられたんだと聞くと、なんと(変な)ビュティだと答えた。
「Σえ!?私!?」
「アンタ!そこまでヒロインの座が大事なの!?鬼ね、この子は鬼の子ね」
「痛っ!違うって」
『そうだよ!ビュティちゃんはあたし達とずっと一緒にいたじゃない!!』
華蓮もビュティの無実を訴えるがパチ美と化した首領パッチは聞き入れず、蹴り続ける。
そしてボーボボに蹴り飛ばされた。
バトルもいよいよ激戦化される。
続く