奥義13 旧毛狩り隊①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【チッ、何て数だ。早くアイツの仲間を…】
―ドクン
【?】
―ドクン ドクン ドクン
【…? (何だ?体が……目の前が……変…?)】
―ドクンドクンドクンドクン
【(何だ…!?一体何が!?)】
廉瓜は気付いてない。
自身の体から黒紫色の霧が勝手に出てきてる事、目が黒く染まっている事。
そして、首に掛けてる白かった筈の勾玉が黒くなっている事。
【ぅ…ぅ゙…】
「廉瓜?」
【ぐ、……ぅ゙ぅ゙ぅ゙あ゙あ゙あ゙ああ!!】
―ザクザクザク
「Σなっ!?」
「おお!すごいぞ廉瓜……Σ!」
周りにいた百合魔人を一気に倒したと思ったら、なんとボーボボに小刀を振って斬りかかってきた。
「廉瓜!?何のマネだ!!?」
「廉瓜さん!!どうしちゃったの!?やめて!!!」
【ぅ゙ぅ゙ぅ゙…!!】
「
菊之丞がまた種を撒いて百合魔人を作り出し、街の人々を襲わせる。
「Σイカン!早く片付けなければ!!」
【あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!】
「廉瓜スマン!鼻毛真拳奥義「鼻毛激烈拳」!!!」
先程のすさまじい奥義ではなく、今度は普通の奥義を出して廉瓜の動きを止めようとする。
しかしこの奥義も今までの威力が全く無く、黒紫色の霧を纏った小刀で簡単に破られ、斬られる。
「ぐばっ!!」
「ボーボボ!お願い廉瓜さん、やめて!!」
「(くっ、なぜだ?パワーアップした力どころか普通の奥義すら使えない…。くっ…あの苦しい修業は一体何だったんだ…)」
思い出すのは数時間前、自分が行った修業。
両手を後ろに縛りカートの篭にうつ伏せで乗り頭に師匠であるマグロの切り身を乗せて店内をぐるぐる回っていた。
辛く厳しい修業の後、免許皆伝の証として黒いジャンパーを手に入れ、神秘の力を得た。
それなのにこの様・・・
「負けるわけにはいかねえ!!仲間達を助け出すまではな!!!」
――その心は「愛」!!!
愛ある者に力をーーー!!!――
―ドゴーン
「何だ!?」
突然ジャケットの背中に「愛」の文字が浮かび、爆発的なオーラが発せられた。
――スーパーの心得はお客様に楽しく買い物をしてもらいたいという「愛」!!!
「愛」を知るお前こそが継承者!!
全日本5634店舗全てのスーパーの無限の力…お前にくれてやる!!!!――
スーパーボーボボここに誕生!!!
「得たぜ愛の力」
スーパーと言っても店舗の方のスーパーである。
「Σそっちのスーパーなの!!?」
_