奥義13 旧毛狩り隊①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ボーボボの危機感の足りなさに菊之丞のイラつきが増し、薔薇を5倍に増やした。
「まずい!!ソフトン、華蓮とビュティを安全な場所に!!」
「わかった」
「『ボーボボ!』」
ボーボボ・首領パッチ・天の助だけで大丈夫だろうか心配したが、信じることにした。
『ソフトンさん!薔薇が追ってきます!!』
「しつこい攻撃だ」
『ソフトンさん、もう一度二手に別れましょ。ビュティちゃんをお願いします』
「大丈夫か?」
「華蓮ちゃん!」
『あたしならもう大丈夫!じゃあまた後で!』
「華蓮ちゃん!」
それぞれ反対方向に別れ、薔薇の追跡を撒く。
『(何でだろう…あのお婆さんに話して、この勾玉貰った途端、気持ちが軽くなったような気がする…。悩みを打ち明けたからかな…?
それともこの勾玉、本当にお守りなのかな…)』
一通り走り、追って来ない事を確認すると足を止め息を整える。
が、何かの気配を感じ取る前に体が咄嗟に動きその場を避ける。
さっきまでいた場所の地面から薔薇が現れた。
『(また体が勝手に…!?何なの一体!?けど、そのおかげで喰われずに済んだ)』
だが薔薇の攻撃は止まずこちらに襲い掛かってくる。
華蓮は小刀を抜き、防ぐ。
腰を落とし、足を踏ん張るが向こうの方が力が強い。
さらに、後ろからも薔薇が現れ、華蓮に襲い掛かってきた。
『Σウソ!?しまった!!』
もうあと数十センチで喰われそうになり、目をギュッと瞑る。
―ボンッ
***
襲い掛かってくる薔薇をボーボボは鼻毛で全て蹴散らしていた。
「
だがテメーの仲間は全員たいした事なかったようだぜ」
「何!!」
菊之丞の後ろに薔薇に喰われたヘッポコ丸・天の助・ビュティ・ソフトンの姿が。
「ボーボボ!!」
「お前達!!!」
「ちなみにオレ様の薔薇は人間を溶かす液を噴出させる。10分もすりゃコイツらは骨になる」
「あぢゃあーーーー!!」
「ボーボボ!!」
「ボーボボさん!」
「さあ、後はテメーのおしおきタイムだぜ。バカな生け贄に身の程を教えなきゃな」
「テメーみたいな外道が相手でよかったぜ。コレでパワーアップした力を全力で試せるのだからな!」
「オレもだ」
「!! 首領パ…いや、パンティーハンターL!!!」
ボーボボは両腕に「毛魂」と書かれた黒いジャケットを羽織り、首領パッチは下着を身に付けていた。
「ん?ぶっ!!」
そこへ、突如菊之丞の顔に薔薇が飛んできた。
「な、何だ!?Σハッ!これはオレ様の薔薇!」
【返すぞ、ソレ】
声のした方を見ると、もう1つの薔薇を引きずった廉瓜がいた。
_