奥義13 旧毛狩り隊①
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「まずいな…たぶんヤツ
「ならば、次の目的地はあそこしかあるまい!!」
「どこ行く気?車も壊れちゃってるし…」
「「車ならある!!!」」
ソフトンはトグロの形をした車を、天の助は「ぬ」の車を出した。
「『Σロクな車ねーーーーーー!!!!』」
が、結局はソフトンの車に乗り、出発した。
『ところで、どこに向かってるの?』
「オレ達が今から向かう場所は聖地「エターナル」…真拳使いの力を高めてくれる神聖な所だ!」
「(真拳使いをパワーアップさせる聖地「エターナル」…いったいどんな所なの…?)」
『(きっと…厳しい所なんだろうな…)』
ビュティと華蓮が緊張な面持ちとなる。
3時間後、聖地:エターナルに着いた。
だが・・・
『Σ「ショッピングシティ」!!?』
「Σええっ!!?ただのショッピングモールじゃん!!!!」
「この「エターナル」にある店は全て修業場になっている。それぞれの能力に合った店で修業することでパワーアップする事ができる」
「ウソだ!!絶対ウソだ!」
「よし!オレはこの店でパワーアップするぜ!!」
『Σへっくんが手作りパン屋さんに入っちゃった!!』
「Σへっくんお願い目を覚まして!! (泣)」
だが、吊るされたパンを攻撃した事でヘッポコ丸はメチャクチャレベルアップした。
「本当にパワーアップしてるーーーーーー!!!」
「神秘の地なのさ」
「よーし!!オレ達もパワーアップしに行くぜ!」
各々が散り散りに散っていくが、ビュティは心配な面持ちになる。
そんなビュティを華蓮が声をかける。
『大丈夫だよビュティちゃん。みんなを信じよう』
「…そうだね」
『…ビュティちゃん、あたしちょっと1人でブラブラしてくるね』
「え?だったら私も…」
『ごめんね…ちょっと…1人になりたいの……』
「華蓮ちゃん?」
『また後でね』
「Σあ!」
ビュティが止める前に華蓮は走って行ってしまった。
いつもと様子が違う華蓮に、ビュティはその場に立ち止まる。
華蓮は1人エターナルを宛もなく歩く。
思い出すのは先程の戦闘。
あの時、もし敵がこちら側にやって来たら迎え撃つつもりだった。
だが、いざそうなってしまったらと想像すると、体がすくみ、小刀を抜くことが出来なかった。
原因は先日ギガと対峙した時。
あの時の事が思い出してしまい、恐怖が体を走る。
『(へっくんはみんなが寝静まってる時、1人で特訓してた…。その成果がさっきの戦いを勝利に貢献した…。なのにあたしは……
あたしは、どうすれば…)』
考え事をしながら歩いたせいで、人通りが少ない所へ来てしまった。
_