[奥義２ 邪血館]



新しい仲間となった少女、華蓮。

一段落がついた頃に破天荒はボーボボに一通の手紙を差し出す。


「ボーボボ、実はオレがお前を探していた理由は、この手紙を届けるようツル･ツルリーナ４世に頼まれたからなんだ」

「Σ何ィ!!ツル･ツルリーナ４世だと!!!」

『えっ!?じゃあ破天荒さん、毛狩り隊の人なの!?』

「違う違う、ただちょっとな…」


と、何か言いにくそうな破天荒。

そんな破天荒にお構いなしにボーボボは封を破き手紙を取り出した。

そこには｢私達結婚しました♥️｣というメッセージと新郎と新婦の写真が添付された手紙が。


「(ヤダー何コレ？結婚の御報告じゃん。この人礼儀正しいーーー!!!)」


驚愕するボーボボの横から写真を見る華蓮はあることに気付く。


『…ねぇボーボボ、４世の頭に何か刺さってない？』

「ん！」


その写真をよく見ると４世の頭にチューブみたいなものが刺さっておりそれは新婦である彼女(？)に繋がれて・・・

それに気付いたボーボボは首領パッチを半分に開き


「吸われてるーーーー！！！！」


と思いきり叫び、閉じた。


『(え、首領パッチ君大丈夫なの？)』

「そこで、今日結婚パーティーがあるんだが、そのパーティーにお前を案内するように頼まれている」

『パーティー？なんでまた…』

「パ・パ・パ・パ、パーティーですって！！！？」


驚く華蓮と同様、いやそれ以上に驚くボーボボは頭に下着を被り手にも下着を持って叫んだ。


「そりゃパンティーだろ！！！！」


と首領パッチも先程自分にやられたようにボーボボの頭を開き叫ぶとバンっと閉じた。

２人は暫く無言で見つめ合い、喧嘩するかと思いきや何故か抱き締め合った。


「『Σ何で！！？』」


ビュティと華蓮のツッコミが村に響いた。


そして一行はパーティ会場である邪血館へと向かう事に。




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