奥義12 サイバー都市―後編―
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「(そうか。何かいけないと思ったら、心が震えなかった…!)」
「(危なかった…もしコイツが完璧な芸術を見せていたら……だが!)
所詮形だけの芸術などオレに攻撃は当たらない!!!」
何がいけないのか、分からない表情をする廉瓜。
不安な表情をするビュティ。
だがボーボボの言葉により、その表情は無くなった。
「確かに、廉瓜のは芸術とは言えないが、おかげでテメーを倒す算段を見つけた!!!」
「何!!?」
「ボーボボ!」
「こちらは芸術を越えた芸術を見せてやる!!いくぞ、鼻毛真拳究極奥義ーーーー「アート・オブ田中さん一家」!!」
ボーボボは野球のユニフォームを着た息子に、首領パッチはパンチパーマの母親に、天の助は父親に、魚雷ガールは娘に、田楽マンはペットとなった。
「Σ何コレ!!!?芸術全然関係ないじゃん」
「ムダだぁーーーーそんなものビザンチン芸術におけるロマネスクの幻影にすぎぬわー!!」
ギガが攻撃を仕掛けようとするが、ボーボボの芸術攻撃の方が早かった。
「ギガ、キサマに本当の芸術を教えてやる。
激情風景選画「千本ノック」!!!!」
ボーボボが打ったボールは全て色彩を描きながらギガに当たった。
「すごい!これこそ“奥義と
「オレに攻撃を当てただとーー!?
おのれェーーーーならば最高彫刻「ゴールド・フィッシュ」を喰らえ!!!」
魚の彫刻が首領パッチに襲い掛かるが、首領パッチはそれを掴み、鍋に入れた。
「じゃあ今夜は魚のスープね」
「何ィーーー!!!キサマ、よくも古代ヨーロッパの最大芸術を!!!」
味見とばかりに一口飲むがあまりの不味さにギガに吐き、ベランダに出た。
そして、
「うおおおおおーーーーストレス解消、布団叩きーーーーーーーーーー!!!」
「ぐわああ!」
「Σ暗いよ発想!!!」
だが実際、首領パッチの攻撃(?)もギガに当たった。
「なぜだァーーーー!!?なぜヤツらの攻撃が急に当たるようになったんだ?こんなものが芸術だと言うのか!?」
いつの間にか場所は変わってギガは教室にいた。
そして廊下のドアに隠れた1人の生徒が、恥ずかしげに告白をしようとしている。
「先輩…私ずっと前から先輩の事が…
先輩の事が…
好きでした~~~」
「水墨画風で出てきたーー!!!!」
「つきあえ~~~私とつきあうのよ~~~」
「ぐわあああああああああ!」
幽霊になった魚雷ガールはギガを槍で刺したり拳銃で撃って攻撃したりして、その表情は・・・
「怖すぎるわーーっ💢💢💢!!!」
―ドゴーン
「Σアンタだよ!!」
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