奥義12 サイバー都市―後編―
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「上等だ!!ならば俺の芸術を見せてやるぜーーー!!オラァ!!!!」
タイトル:ぬの晩餐
その名の通り、人物は全員天の助で「ぬ」のハンカチが辺りに散らばってる、そんな絵。
「Σ何だこの不快な絵!!!?」
「12点!!!」
―ドゴーン
「ぎゃあ!!」
「ならばオレの芸術を喰らえ!!!!」
今度はボーボボが芸術を見せる。
「Σスゴイ!!白と黒のコントラストによる現代モダンアートだ!!!」
だが、
「ライト・アップ!!!」
実は忍者に格好したボーボボと他4名が作っていた。
「台無しだーーーーーーー!!!」
「35点!!」
―ドゴーン
「微妙だーー!!!」
「次はオレの番だーーー」
首領パッチが行くが、勝手に100点が出た。
「Σええっ!!?オレまだ、何もしてーぞ!!え?何これ?100点!?オレ完璧ってこと…!?」
てことは・・・・・
「オレの存在自体が“
するとどこからか芸術家達が寄って来て首領パッチを崇め奉ってきた。
「芸術最高!」と言うギガと同感する首領パッチだが、ボコボコにされた。
【………なぁ】
「Σあ、はい」
【芸術ってつまり、美を表す事を言うんだよな?】
「え?まぁ…そう言いますね」
何が言いたいのか分からない廉瓜に、ビュティの頭にクエスチョンが浮かぶ。
【おい、着物はないか?】
「き、着物?」
「でしたらこちらの着物はどうでしょう?」
「中々の上物ですわよ」
「Σいつの間にかお店が出てる!!」
着物店を出して着物を勧めるボーボボと首領パッチ。
廉瓜は目についた群青色の着物を手に取り、身に纏う。
髪紐をほどき、小刀を手に持ち直す。
目を閉じ、一呼吸する。
スッと目を開けると、ゆっくりとした動きで剣舞を始めた。
「(舞…?これは芸術って言えないんじゃ……)」
「(だが、なぜだ……)」
「「(目が…目が離せない……!)」」
廉瓜の剣舞は美しく、時に儚く、心が奪われそうなもの。
まるで絵に描かれたように美しくて見とれてしまう。
だが、
「(でも、何でだろう…美しいのに、あれじゃあ…)」
何かがいけないと、ビュティは直感した。
ギガは、舞をしながら近付いてる廉瓜に気付くのが遅れた。
「Σ! しまった」
気付いた時には廉瓜は身を屈めて小刀を横に振り被り、攻撃を仕掛けるところ。
勢いをつけて振り被り、ギガに攻撃を当てた。
当てたが、その傷は小さく、あまりギガに効いてない。
【?】
「…確かに、キサマのそれは美しい。だが中身の無い芸術では無に等しいーーー!!!」
―バキ
【ぐわっ!!】
「廉瓜さん!」
ギガの攻撃を受けてしまい吹き飛ばされる。
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