奥義12 サイバー都市―後編―
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「計算通りじゃん♪」
【くそ…!】
「(…そんな…今の一瞬でこうなる事を全て計算したというの?コイツ一体どれだけのIQなの…?)」
「キサマ
「くっ…こんな奥義を持っていたとは…」
「ぐぐ…こうなったら…」
首領パッチが取った行動、それは・・・
「この変な模様を全部食う!!!」
「ナイスアイデア♪」
「Σ食べれるのそれ!?」
がじがじと図面をかじ、そして頭が良くなった。
「クソ、どうすりゃいいんだ!!」
「オレに任せろ。
(ヤツの「帝王感覚」と互角にわたりあう手段はただ一つ、「ぬ感覚」)」
天の助の周りに「ぬ」を元にした図面が出現した。
「(Σここにもスゴイ感覚の持ち主がいたーーー!!!)」
「ぬーーーーー!!!ぬーーーーー!!!」
―バキ
「ぎゃあ!!!!」
天の助が「ぬ」のグッズを纏い、ギガに向かっていくがあっけなく返り討ちにされた。
「わかるか?これが帝王と愚民の差じゃん」
「いい気になるなよギガ!!ならばこちらはキサマの計算のさらに上を計算するぜ!!!
(2+1=3 5+2=7 3+3=6 6+3=9 3+4=7 8+7=15)」
「Σ足し算だけ!!?ムリだよ!!」
だが実際はうまくいったようで、ボーボボの周りにも図面が現れた。
「Σあれ!?なんか難しい感じの図形がいっぱい出た!!」
【足し算でできるものなのか?】
「ギガの計算を上回る動き、それはーーーーーーーーーーーこれだーーー!!!」
ボーボボが取った行動、それは犬になりぐるぐる回ること。
そしてそのままギガに突っ込んでいった。
「Σウソーーーー!!!」
「鼻毛真拳奥義「わんわん大回転」!!!」
「その動きも計算済みじゃん。次の一撃でオレの拳がキサマのノドを貫くぜ」
ギガが拳を振り被って、ボーボボの喉を狙った。
しかし
「
ボーボボが拳をぶつけて、ギガの攻撃を阻止した。
ギガは計算を外した事に動揺を隠せない。
「(何ィ!!オレの計算が外れた!!
バカな!!オレの計算が外れただと?こんな事は今までなかった…なぜだ?なぜ外れたんだ?)」
ふと左腕を見ると、いつの間にか田楽マンが引っ付いていた。
「(コイツ、いつのまにィ~~!?)」
「その重りの動きまでは計算できなかったようだな。オレの計算の勝ちだ」
「おっしゃーーーー!ヤツの奥義を破ったぜーーーー!!!」
一同、喜んだり安堵の表情を見せるが、
「奥義?オレは1度も奥義なんて使ってねーぜ」
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