奥義11 サイバー都市―前編―
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そしてパナが反撃に出た。
「見つけたぞ!やはり真拳使いがいたか」
「ウソウソ!今のウソ!」
「サイコボール!!!」
「何だ、あの玉は!!?」
「サイコボールに触れた者は全パワーを吸い取られるのさ!」
「ぶっ!」
「「『天の助/君!』」」
「ぐおおおお吸い取られるーーーー!!」
パナが上空にサイコボールを上げ、天の助を蹴って張り付けた。
「(フッ。真拳使いであるあのところてんが一番の実力者だったはず…残るはザコのみ。楽勝だなフフフ…)」
余裕を持ちながら回るパナだが、その両隣にバレリーナに扮したボーボボと首領パッチも一緒に回ってた。
そのまま攻撃をしたり、向かってくるパナを返り討ちにしたり、ボーボボ達が有利に立っていた。
「バ、バカな…強い!!何者だコイツ
「オレ達は「欠陥住宅見破り隊」だ!!!」
「『Σ何それ!?』」
ボーボボが華蓮とビュティにその隊のTシャツを渡し、2人共一度は着るが見破れないとのことで破った。
『そんな事より天の助君は?』
「手遅れだった…ヤツはボールにパワーを吸い取られすぎて…ソーセージになってしまった…」
『(Σ別の食べ物になってるー!)』
「(Σバイエルンなの!?これってバイエルンなの!?)」
「我がサイコボールは攻略不可能!!!そのところてんを助ける方法はもはや無い!!!」
『そんな…』
「心配するな華蓮!オレに任せろ!!」
『ボーボボ!』
「天の助も、オレに任せろ!!」
「ステキ!!ボーボボステキ!!!」
サイコボールのところまでジャンプしたボーボボは奥義を繰り出す。
「奥義「伝説のハスラーショット」!!!」
―スコーーン
「何してんだテメーーー!!!! (泣)」
『Σビリヤードみたいに打ったーー!!!』
パナに打ったそれは、当たるまで跳ねまくるつもりが跳ねず、天の助は体正面全体をぶつけた。
「これで邪魔者は消えた」
『Σ邪魔者扱い!?』
「なんてヤツだ!!」
「うう…めげねーぞ…ん!何だあれは?オレ達賭けられてる!?」
天の助が見たものは、巨大モニターに映し出されてる支持率と言う名の賭け率。
「ハッハッハ、この処刑自体が賭博になっているのさ!!誰が生き残るかを賭ける命賭けのな!!」
「命をもてあそぶなんて…」
『サイッテー…』
「へえーーーオレの人気は?」
モニターを見れば、華蓮支持率10、ビュティ9、首領パッチ4。
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