奥義11 サイバー都市―前編―
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「さよなら魚雷ー!!」
「あの魚雷殺す…」
「最悪だ…目立ちすぎだ」
「まだ間に合う!!身を隠せ!!」
「Σ手遅れだよ!!!」
街の中心へと放り込まれ、人々がボーボボ達の周りを囲むように集まる。
首領パッチと天の助が慌てて隠れようとしているが手遅れだ。
『…何これ…?』
「?」
街のあらゆるところにモニターがあり、同じ映像が全てのモニターに流れている。
その映像は囚人のような格好をした男性が攻撃を受け、苦しんでいるもの。
ただ1つ、何故かボーボボのおりがみ教室が流れていた。
「今日はツルを折ります♪」
『Σ変なの1コ混じってるーー!!!!』
「できませーーーん!! (泣)」
「Σしかもできねーのかよ!!!」
「アニメ映せやーー!」
「アニメ映せーー!!」
「Σこっちはショボい理由で暴れだした!!!」
「ただいまーーー。いやーーー本物しか作れなかったよ」
「Σそっちの方がすごいよ」
『Σてか、おりがみでどうやって本物を作ったの』
「それにしてもこの映像は一体…?」
「これは「公開毛狩り処刑」の映像です」
『え?』
1人の老人がこの都市で行われてる事を話してくれた。
「自由を求め、この都市を出ようとした者は皆、あそこで殺されるんです」
「その映像が見たくもないのに毎日毎日……気が変になりそう」
「「公開毛狩り処刑」…」
「ヒドイ…」
『こんなの間違ってる…』
「もうワシら…こんな生活に耐えられない……………」
泣き崩す老人の背中を、イスに乗った天の助が足を乗せ、
「で?」
―ドゴッ
『ボーボボ!やっつけに行こう!!』
「そこにヘッポコ丸もいるかもしれんしな」
天の助をハンマーで殴り、行くことを提案。
そしてボーボボは再びあの奥義を発動させた。
「よし、奥義「ホッピング・ジャンプ」でいくぜ!!」
「Σまた出たそのハズレ技!!!」
『Σちょっと、ふざけてる場合じゃ…』
だが今度は空高く飛び、処刑場へ一気に着いた。
「『ΣΣ飛んだーーーー!!!じゃあなんでへっくん助ける時は飛ばなかったの?』」
2人のツッコミが見事にハモり、華蓮達も処刑場へと急いだ。
「着いたな」
『あれ?ボーボボ達は?』
探していると、ボーボボ達3バカはすでに闘技場へ乱入していた。
「鳳凰転舞!」
「「「ぎゃああああ!」」」
『ボーボボ!?』
「大丈夫?」
ボーボボ達が何者かの攻撃を受けてしまった。
華蓮とビュティも闘技場に乱入し、心配の声を掛ける。
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