雑談会
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『さて。アリス祭が終了してから大分間も空いて記憶の彼方ですが。言ったからには責任を持ってやらせていただきましょう、雑談会!
冒頭が理不尽な暴力で始まらなかった辺り、今回の会のお相手の中には少なくとも日向君がいそうもないですけど。一体だれ...が...』
颯「あぁーっ!お前、キューティーピュアパープル!」
『...誰ですか、このKY先輩を招き入れた方は』
颯「お前なんつーネーミング付けてくれてんの!?」
『それはこっちの台詞だと思うんですけど!?』
『「ぜぃ、ぜぃ...」』
『ちょ...っ。しょっぱなからこんなハイテンションじゃ途中力尽きますって、これ。配役変更を要求します!』
颯「何で登場した途端に退場しなきゃならねーんだよ!俺ただ連れてこられただけだし!」
『本編で大して絡んだ事もない人に、この反省会でどうやって話を振っていけと!?本当に空気読めな...!
...え?連れてこられたって、誰に...』
ルイ「あっ、早瀬ちゃんやっと来たじゃなーい!うふ、待ってたわよぉ~っ!」
『...えっと、ルイ先輩。今日は、こちらの先輩とご一緒で?』
ルイ「やっだ、先輩だなんてよそよそしい!この前みたいにルイおねーさんって呼びなさいよぉ!
お菓子もたっくさん持ってきたからゆっくりしていって!今から何するかよく知らないけど!」
颯「なぁルイー。このポテチ食いたいから開けるぞー」
『...私には、見えない。このメンバーで話した先に一体何が見いだせるのか...っ!』
*
ルイ「ふぅん?つまりここって、本編でのちょっとした補足だとかダメ出しをしていく場な訳なのねー」
『は、はい...』
ルイ「でもその話し相手がアタシ達で良かったのぉ?大して絡んだことないじゃない。あ、颯ー。そこの飲み物取ってー」
『(それが分からずに勝手に来たのかよ!...とは言えない。とても。私、まだ死にたくない...っ)』
颯「つーか真面目に俺らじゃ無理あるんじゃね?もうただ菓子食ってだべるだけでいーじゃん。あー、こんな事なら録画した美少女戦隊も持ち込んでくれば良かったぜ」
『ちょっと腐っても先輩ならそこは簡単に諦めないで下さいよ...っ!はいこれっ、改造計画の台本です!アリス祭だけでも目を通して、何でもいいので感想をさぁさぁいざ!』
颯「腐って!?俺って臭うのか、ルイ!?」
ルイ「うっさいバカ黙れ不燃物が。っていうか、台本って...ちょっとそれ問題発言なんじゃないの」
『この場は基本、本編とは無関係なんで...案外何でもありです。結構はっちゃけたりぶっちゃけたりしちゃってます(主に私が)』
ルイ「ふぅーん?(台本をパラパラ)でもアンタ、大分本編でもはっちゃけてる様に見えるんだけど...あら?」
『えぇぇえ...ちょっとその発言、物申したい気持ちでいっぱいなんですが...っ。先に進みたいので後ろ髪引かれつつもスルーさせて下さい。
...で?何処か疑問点でもありましたか?』
ルイ「早瀬ちゃんって、幹部生のトップと知り合いだったの?コイツ面識あるっぽいこと言ってるじゃない」
『あぁ。あからさまな伏線に気が付いて下さってありがとうございます。ご指摘の通りです。
櫻野先輩、どうやら私に何処かで会ったことがあるらしくて。私は全く心当たりないんですが...』
ルイ「同じ学園なんだから何処かで会った事くらいあるでしょって言いたい所だけど...。高等部と初等部じゃぁ校舎も違うし、出会う機会なんて無いわよねぇ...。」
颯「能力系が同じなんじゃねーの?」
『確かに櫻野先輩とは同じ潜在系ですけど...。潜在系って、学園で一、二を争う程に所属する生徒数が多いんです。
だから能力別クラスとは一言で言っても、授業の時はいくつかのグループかに別れてやるので。
櫻野先輩とはグループが違うんですよ。だから実際に会った事が無いんですよねぇ...。アリス祭開会式前の時が初対面の筈です』
颯「へーっ。能力系の人数が多いとそうなるんだな!あ、俺このコーラもーらいっ」
『えぇ。...櫻野先輩も私と同じ潜在系だったの度忘れしてたから、そんなオリジナル後付け設定をしたとか。まさか言えるわけないですね。
急きょの割には我ながら良く出来た設定だと、自画自賛したい所ですけど』
颯「うん?何か言ったか?」
『いえ、何も。って、ちょっと、ちょっと!こっち向けてコーラ開けないで下さいよ何か怖いですから...っ!
...って、ん?今疑問に思ったんですけど...先輩方って、何処の能力系なんですか?』
ルイ「まぁ細かい事はいいじゃない!
それで?ぶっちゃけ櫻野とは、何処で知り合ったの?
ぶっちゃけていいなら最後まで言った方がスッキリするし、白状しなさいよぉ~っ」
『(ぶっちゃけの意味合いが違う...っ!)それは、その...っ。乞うご期待って所じゃないですかね...っ』
ルイ「えーっ、つまんなぁい!いいじゃないちょっとくらいっ。大体原作の方は完結してから何年経ってると思ってるのよぉーっ。
だからネタバレの一つや二つ、別にいいじゃないの~っ」
颯「なぁ、ルイ。お前さぁ、ぶっちゃけの意味合い履き違えてんじゃ...」
ルイ「あ"ぁん?」
颯「なっ、何だよ!?俺別に間違えた事言ってな...っ!」
ルイ「死にさらせ!」
颯「ぎゃあぁぁぁっ!?」
『うわぁー...(意外にも言ってることはごもっともだったけど、敢えてそれを言ってしまう辺り。やっぱりあなたはまごうことなく、空気読めない空気使いの先輩だと思います...。今までありがとうございました。別にお世話にはなってないけど)取り合えず合掌しとこ』