『......』

棗「...それで？何か言うことないのかよ。消し炭」

『え、えと。更新があまりにも久しぶり過ぎて、ペース配分と自分のキャラがかなり迷子になってしまいました...っ。いや、今だ迷子なうかも、』

棗「で？」

『た...っ。多大なるご迷惑をお掛けしてしまい、すみませんっしたぁぁぁ！！』

心「うわー、ジャンピング土下座なんて初めて見たー。あはははは！」

『ぐぅ、心読み君許すまじ...っ。人の不幸を笑いの種にするとは。後で覚え...』

棗「あ"？」

『ひょえぇぇっ、ごごごめんなさいごめんらさいっ！』

ルカ「あ、あのさ。とりあえず、そろそろ本題に入ろうよ。随分前置き長くなっちゃったし...」

『乃木君...っ。マイスウィート天使！私のエンジェルっ』

ルカ「早瀬、全く同じこと二回も言ってるよ。少し落ち着こうね」

『う、うんっ。そうだねっ。リラックスリラックス...』

心「ルカ君、早瀬さんの扱い上手くなってきたねー」

ルカ「心読みって早瀬のあしらい方が妙にスムーズだけど。最近その理由が分かるような気がする...」

棗「何でもいいから、要点だけかいつまんでさっさと終わらせるぞ」







ルカ「何から話そうか？」

棗「やっぱ一番デカい出来事は、誘拐事件じゃねーの。コイツのアリスの事もあったしな」

心「早瀬さんのアリスって、あれでしょー？不幸な事ばっかり当たる占い！」

棗「は？」

『あー、それについては誘拐事件編の後に捕捉くっつけますよ。いつか。だからこれは飛ばして次に行きましょう』

棗「おい、どういう...」

『まだ...。まだ、知られたく、ないです』

心「...まぁ、早瀬さんが後で捕捉くっつけてくれるならそれでいけどー？」

『う、うん。任せてよ』

心「途中で沈没するだろうねー。きっと」

『泥舟ってこと！？信頼感薄い...っ』

ルカ「えっと。そういう事なら、次に行こうか？」

『うん！』

棗「.........」







心「...そういえば。誘拐事件の後は、早瀬さんってばまた入院してたよねえぇぇ」

『ぅ、うん。や、でもね？元々私、入院してたんだからねっ？出戻ったのはかなり理不尽で不可抗力な出来事だったのホント！
だからお願い心読み君。思い出し怒りしないで...っ』

心「べーつーにー。それで怒ってるんじゃないしぃ」

『どちらにせよ怒っていらっしゃる...！あわわわわ...』

心「...いつまで気付かないフリすればいいのかな」

『えっ？心読み君、何て言ったかよく聞こえない...』

心「どーでもいーけどさー。入院生活編でカゲ先輩からパクった帽子はその後どうしたの？どーでもいいけど」

『どうでもいい発言が連呼されると地味に傷付く。私がどうでもいい扱いされてる気がして』

心「よく分かったねー早瀬さん。エラいエラい」

『酷い！？そしてカゲ先輩って誰の事？』

棗「ハゲの事だろ」

『先輩にハゲの方なんていました！？』

ルカ「佐倉の先輩で影使いの奴、いるだろ？」

『あぁ成る程、安藤先輩の事か...って、どこがどうなったらあだ名がハゲになるの！？でも日向君のネーミングセンスは個人的に好きだから、まぁいっか！』

ルカ「いいんだ...」

『話を戻しますと。パクった帽子は、園生かなめ先輩の所に野暮用ついでに置き去りにして来た。またお見舞いに来ることがあることを見越して』

心「早瀬さんって案外いい加減だよね」

ルカ「というか、わざわざそんなことしなくても、アリス祭準備の時に会ったんじゃない？カゲに」

『安藤先輩を見ると、帽子を思わずパクった時の事が頭の中でプレイバックされちゃって。何というか、うん。ぶっちゃけ避けてた☆』

棗「存外。てめーも酷いな」

『う...っ』








ルカ「そういえば...アリス祭準備の頃からだよね。早瀬が俺と話す時に、敬語が抜けたのって」

『...えっ？』

ルカ「早瀬...。ここまで来て、今の今まで敬語が抜けてたのに気が付かなかっただなんて。まさかそんなお約束過ぎる展開にはならないよね？」

『あはははは、まままさかぁーっ。そんなドジっ子キャラ全開な展開、あるわけないジャン！』

心「うわー、早瀬さんってば目が泳いでる上に、すっごく噛みまくってて最後はカタコトになってるよ！」

棗「...ハッ」

『あ、はは...鼻で笑われるだけで特に突っ込みないのって、マジ精神的にくる』

ルカ「ちょっと早瀬、本気で泣くなよ...っ」

『大丈夫だよ、乃木君。ただの心の汗だから』

ルカ「どうしよう意味が分からない」

心「まぁつまり、アリス祭準備では何が言いたかったのかというと。
準備でルカ君と一緒にいた時間が長かったから、いつの間にやら敬語は抜けて、前より仲良くなったんだよ的なお話でしたー。そんな裏設定があっても、相変わらず表現しきれていないね！残念残念。
はい。じゃぁ早瀬さんが落ち着くまで放置しておくので、ちょっと間が空きまーす」

棗「(何処の監督だよコイツ)」

ルカ「(あぁ...だから今回ここに引っ張られてきたわけか)」







『アリス祭に関しては、後夜祭まで全部終わってから雑談会やります！』

ルカ「え、それで大丈夫なの？」

心「無理だろうねぇ」

棗「不安しかないな」

『ちょっとちょっとちょっと！私の心の声を全部代弁しないで！なるようになるから大丈夫！...多分！』

心「そのどこまでも不安しか感じさせない台詞を突っ込みたいのは山々なんだけど。いい加減、そろそろ終わりにしようか。僕疲れちゃったよ」

ルカ「そうだね...。何か小腹も減っちゃったし」

棗「おい、バカその２。何とかしろ」

『相変わらず超理不尽です、日向君。そんなこと言われても、私は耳を食べられた真っ青な猫型ロボットじゃ...ぅあーっと、ごめんなさいごめんなさい生意気言ってごめんなさい。学食行って何か奢るんでその拳をそっと降ろして下さい日向君！』

心「学食っていうか、食堂でしょ？何か売ってるの？」

『いや、よく分かんないけど。私の中の学食だか食堂ってそんな印象なんです。時間内であれば、何か作ってくれる的な』

ルカ「階級制の問題はどうなるの？」

『ランクによって注文できるものが限られる...とか？』

ルカ「......」

心「駄目だこれ書いてる人、絶対お腹空いてるんだよ。もう今終わろう。即終わろう」

『え？えと、うん？それじゃぁ、長らくお付き合いありがとうございましたー』

心「今度の雑談会は、アリス祭が終わってからって早瀬さんが言ってたから、またよろしく～」

ルカ「えと、よろしく？」

棗「ようやく終わるのかよ」

『前置き長すぎました。ごめんなさい。それでは拍手ありがとうございました！』