アリスSS
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ミッション① 調理実習にて。押し掛け旦那を試みる。
『んまっ!ルカぴょんが作ったチャーハンとすまし汁んまい!』
「先生が味見採点やってないのに、何やってんの!シズク!」
『ごちそうさまでした』
「しかも完食!?どうするんだよ採点...」
『ルカぴょん、私の為にこのすまし汁を毎日作って!要は私のお嫁さんになって下さい!』
「俺男なのにお嫁さんポジションなの!?」
『嫌だなぁ、ルカぴょん。最近は専業主夫っていうのもある...って。
棗クン、アナタのアリスのせいで何だかフライパンが異常な高熱を持っちゃってるんですけど。
それを私に向かって構えて、一体どうするつも...いっ、いぎゃあああぁぁぁ!!!?』
途中邪魔が入り、あえなく失敗...。
ミッション② 好きタイプを聞いてみて、さりげなくアピール。
『ルカぴょんってさぁ。どんな子がタイプなの?』
「えっ。何、突然...」
『ルカぴょんってね。すごーくお姉様方に可愛がられそうなイメージがあるんだけど。まさか、年上が好みだったり!?』
「考えたこと無いけど...そうだね。あこがれはする、かな?」
『るるるるルカぴょん!同学年っていう選択肢はどうなの!?いや。むしろ、ルカぴょんより数ヶ月前に生まれていれば年上ってことでオケー!?』
「そうすると、大分年上範囲が広がる気がするんだけど...。俺3月生まれだし」
『うんうん、知ってる。もう超知ってる!やっぱり同学年だと論外なのっ?
でもでもルカぴょん。私は年上に負けないぐらいの包容力がきっとあるよ!色んなあだ名だって思い付くよ!
ルカぴょるルカっちルーくんに...』
「ルーくん言うな!あと包容力の使い方が絶対違う!」
アピールが露骨になり過ぎたのか、またもや失敗...。
ミッション③
「シズク」
『...どうかしたの?乃木君』
「乃木君って...。前は普通に名前で呼んでたじゃないか。何だか最近、急によそよそしくなったし...。俺、嫌な思いさせた?何かあるなら言ってよシズク...」
『ルカぴょ...の、乃木、君...』
「何?」
『...っうわあぁん!やっぱ無理だ冷たくしてごめんルカぴょんーっ!!だがミッションせいこうぅ!』
「...は?」
『押して駄目なら引いてみろ大作戦。ごめんねテヘペロ』
「はぁ!?何だよそれ!心配して損した!」
『え!?心配してくれたの!?ねぇねぇねぇっ、ルカぴょんっ。それってそれって、脈はなくはないって事!?』
「もうっ。シズクなんか知らない!」
『えっ、ちょっとルカぴょん待って待ってー!』
ルカ君って、シズクちゃんといる時が一番元気だよねー。
そんな呟きを聞いてしまったら、余計に自惚れてしまいそうです心読み君!
とりあえず、ミッションコンプリート!
でも彼が振り向いてくれるまで、まだまだ頑張ってやりますよ!