一万だ記念!
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(断る)
…いや、さっきも決意したじゃないですか。
この人のペースに流されるとろくなことが無いから、むしろ惑わしてやるって。
この色とりどりのお菓子…というか、飴。
飴というだけで、過去の忌々しい事件が蘇ってどうにも怪しく見えてしまいます。
今回も、絶対何か裏があるで間違いないです…!
『折角ですけど…。私、今日は疲れてるので早目に部屋で休みます。えと…ごめんなさい』
「そっか~。残念っ!まぁ強制じゃないからねっ。気が変わったら、のぞきに来てみて!」
『は…はい。どうも…』
もっと食い下がるかと覚悟していたのに、あまりにもあっさりと引いてくれた鳴海先生に驚きです。
普段はその笑顔で、強引にごり押す所がありますからね。
だから、今のこの状況は逆に怖いです。
まったく。存在が怪しい上に恐ろしいだなんて、何だか散々ですね。
鳴海先生の気が変わる前に、早々に退散するのが吉ですね、これは。
そう思い、くるりと踵を返すと鳴海先生がこんな事を仰られました。
「あ、由香ちゃん!」
『はい?』
「明日の国語の授業、楽しみだね…ふふっ」
『や…っ』
やっぱり根に持っていらっしゃったー!
単純に楽しみにしていてって意味じゃなくて、確実に私の身に何かが起こるってことですよねコレ…!?
いや、だって鳴海先生の笑顔が。
相当な怪しさが滲み出ているんですが。
さりげなく落として行った爆弾発言を最後に、鳴海先生はやたら爽やかに去って行かれました。
私はただその背中をいつまでも呆然と見守っていました…。
とりあえず、今日は帰ったら予習漬けの時間になりそうです。
next→
…いや、さっきも決意したじゃないですか。
この人のペースに流されるとろくなことが無いから、むしろ惑わしてやるって。
この色とりどりのお菓子…というか、飴。
飴というだけで、過去の忌々しい事件が蘇ってどうにも怪しく見えてしまいます。
今回も、絶対何か裏があるで間違いないです…!
『折角ですけど…。私、今日は疲れてるので早目に部屋で休みます。えと…ごめんなさい』
「そっか~。残念っ!まぁ強制じゃないからねっ。気が変わったら、のぞきに来てみて!」
『は…はい。どうも…』
もっと食い下がるかと覚悟していたのに、あまりにもあっさりと引いてくれた鳴海先生に驚きです。
普段はその笑顔で、強引にごり押す所がありますからね。
だから、今のこの状況は逆に怖いです。
まったく。存在が怪しい上に恐ろしいだなんて、何だか散々ですね。
鳴海先生の気が変わる前に、早々に退散するのが吉ですね、これは。
そう思い、くるりと踵を返すと鳴海先生がこんな事を仰られました。
「あ、由香ちゃん!」
『はい?』
「明日の国語の授業、楽しみだね…ふふっ」
『や…っ』
やっぱり根に持っていらっしゃったー!
単純に楽しみにしていてって意味じゃなくて、確実に私の身に何かが起こるってことですよねコレ…!?
いや、だって鳴海先生の笑顔が。
相当な怪しさが滲み出ているんですが。
さりげなく落として行った爆弾発言を最後に、鳴海先生はやたら爽やかに去って行かれました。
私はただその背中をいつまでも呆然と見守っていました…。
とりあえず、今日は帰ったら予習漬けの時間になりそうです。
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