クロガネの街で
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(恨みつらみはありますが、)
どうしてこうなった。
炭鉱でトレーニングを続けるサトシさんを見学していたら、突然研究所から脱走したポケモンに遭遇したのが発端のように思います。
それを追うようにして現れたのが、お馴染みテンプレ展開ロケット団(メカ装着済み)
ポケモン達の暴走に巻き込まれ、そして...
「ユカを返せ!ロケット団!」
「やーなこったい!」
「ジャリガールその2がこの中に入っちゃったのは予想外だったけど、そんなの関係ないわ!」
「この化石復活マシンが手に入りさえすれば、結果オーライなのニャ!」
只今私こと早瀬由香は、古代ポケモンを解析するらしいよく分からない装置にうっかり捕獲されてしまったなうです。
異常を察してくれたのか、エネさんやチルさんが扉を壊してくれようとしている気配を感じるのですが...中々に難しそうです。
「...まてよ」
「何よ、コジロウ。何か文句でもあるの?」
「いや、この化石復活マシンって解析機能も勿論あるんだよな?」
「そうだと思うニャ」
「ポケモンではないけど、解析してみればコイツ...ユカの正体が分かるかも」
「あぁ...この世界以外の人間だとか?どうとか言ってたわね。そういえば。気になるならさっさとやっちゃえば?」
『...え!?』
詳しい話はよく見えないのですが。
流れ的に、私、うっかり失言をしてしまったということなんでしょうか...?
間抜けな大人と油断したばっかりに。
「そうと決まれば、善は急げだぜ!」
「おい止めろ!危ないかもしれないのに...!」
「ピィカァ!」
「あらあら。ピカチュウの10万ボルトでも食らわせるつもりぃ?そうしたら、この機械の中に入ってるジャリガールはどうなっちゃうのかしらぁ?」
「...!」
「冴えた悪役なのニャ!」
意気込んで解析しているようなのですが。マシンの中に複数いる場合ってどうなるんですかね...?
そもそも用途以外で使ってるのに、更にイレギュラーな事を重ねたら...ば、爆発とかしませんよね?機械って精密なんですってば。私に付いてきてくれるこの子達に何かあったら申し訳ないんですけど。ほんとにどうしたら...
『...そうだ。エネさん、チルさん。戻って下さい!モンスターボールに!』
「ニァ...!?」
「チル...!」
今だ扉を壊そうとしていたようで、2匹とも驚いた様子みたいでしたけど。
否応なしに戻っていただきました。前にヒョウタさんが、ボールの中は休める環境になっていると言っていたから。こうすれば多分、大丈夫。
「お...っ、解析が終わったみたいだぞ」
そうコジロウさんが呟いてすぐに、部屋中で赤い照明が点灯を繰り返しました。異常を知らせるブザー音と一緒に。
-ビービー!解析不能!解析不能!-
「えぇ?何よ、使えないわね~」
「うーん...簡易検査にしたのがいけなかったか?一度持ち帰って、詳しく分析すれば分かるかも...」
「お前らいい加減にしろよ...!ユカは物じゃない!!」
「うっさいわねジャリボーイ!こっちには人質がいるのを忘れちゃ駄目よ?」
「目的は達成したから、撤収するのニャ!」
『ひゃ...っわわっ』
化け猫小判の声と一緒に、急にメカが動いたようで、バランスが取れずによろけてしまいました。
...まぁ。このまま連れ去られたとしても。割りとツメが甘いご一行なので。(主に口車で)どうとでもなりますかね...て、ちょ、結構揺れるんですけど...。
外の様子が見れる唯一の小窓は、かなり高い位置にあるので。それを見る事が出来ないのが不便だな...とか。そんな事を考えていたら。
「ラムー!」
『え...っ、ちょ、何...!?ロケット団のご一行様、仕事は丁寧にやって下さいよ!何かめっちゃ揺れて...やっ、うあぁぁぁ!?』
奇妙な鳴き声が聞こえた気がすると思った瞬間。
立っているのが無理なぐらいに大きく揺れてその場に倒れ込んでしまい。かと思ったら、変な浮遊感に襲われた後、したたかに腰を打ち付けました。痛い。乱暴なんですけど...っ。
『う...っ、げほっ、今度は何...!?煙...っ?』
マシンが何処かにぶつけて損傷したんでしょうか。急に何処からともなく煙が出てきたんですけど。これ、有害な物じゃないですよね...?
いよいよヤバいかもと危機感を持った頃、急に視界が開けて明るくなりました。
煙でよく見えないんですけど、もしかして扉が開いたんでしょうか...?
「ユカ!」
『ぐぇっ』
「良かった...!」
『さ、サトシ、さん...?うぐ』
帽子のツバが突き刺さるのなんてお構いなしに、力任せに抱きついて来ているのは、多分サトシさん。
展開が大分分からないのですが。私、助かった...ん、ですかね?
でもまず取りあえずは。
『サトシさん...私...』
「ユカ、もう大丈夫だから。怪我は...」
『...吐きそう』
「え!?」
船で気分を悪くする事は無かったから。乗り物酔いはしない性質だと思っていたのですが。
いかんせん、乱暴に扱われ過ぎだったと思います。内臓シャッフルされた気分です。
颯爽と登場したポッさまが、こちらに向かって大きく口を開いた姿を見て激しく絶望するのは後数秒後。
どうしてこうなった。
炭鉱でトレーニングを続けるサトシさんを見学していたら、突然研究所から脱走したポケモンに遭遇したのが発端のように思います。
それを追うようにして現れたのが、お馴染みテンプレ展開ロケット団(メカ装着済み)
ポケモン達の暴走に巻き込まれ、そして...
「ユカを返せ!ロケット団!」
「やーなこったい!」
「ジャリガールその2がこの中に入っちゃったのは予想外だったけど、そんなの関係ないわ!」
「この化石復活マシンが手に入りさえすれば、結果オーライなのニャ!」
只今私こと早瀬由香は、古代ポケモンを解析するらしいよく分からない装置にうっかり捕獲されてしまったなうです。
異常を察してくれたのか、エネさんやチルさんが扉を壊してくれようとしている気配を感じるのですが...中々に難しそうです。
「...まてよ」
「何よ、コジロウ。何か文句でもあるの?」
「いや、この化石復活マシンって解析機能も勿論あるんだよな?」
「そうだと思うニャ」
「ポケモンではないけど、解析してみればコイツ...ユカの正体が分かるかも」
「あぁ...この世界以外の人間だとか?どうとか言ってたわね。そういえば。気になるならさっさとやっちゃえば?」
『...え!?』
詳しい話はよく見えないのですが。
流れ的に、私、うっかり失言をしてしまったということなんでしょうか...?
間抜けな大人と油断したばっかりに。
「そうと決まれば、善は急げだぜ!」
「おい止めろ!危ないかもしれないのに...!」
「ピィカァ!」
「あらあら。ピカチュウの10万ボルトでも食らわせるつもりぃ?そうしたら、この機械の中に入ってるジャリガールはどうなっちゃうのかしらぁ?」
「...!」
「冴えた悪役なのニャ!」
意気込んで解析しているようなのですが。マシンの中に複数いる場合ってどうなるんですかね...?
そもそも用途以外で使ってるのに、更にイレギュラーな事を重ねたら...ば、爆発とかしませんよね?機械って精密なんですってば。私に付いてきてくれるこの子達に何かあったら申し訳ないんですけど。ほんとにどうしたら...
『...そうだ。エネさん、チルさん。戻って下さい!モンスターボールに!』
「ニァ...!?」
「チル...!」
今だ扉を壊そうとしていたようで、2匹とも驚いた様子みたいでしたけど。
否応なしに戻っていただきました。前にヒョウタさんが、ボールの中は休める環境になっていると言っていたから。こうすれば多分、大丈夫。
「お...っ、解析が終わったみたいだぞ」
そうコジロウさんが呟いてすぐに、部屋中で赤い照明が点灯を繰り返しました。異常を知らせるブザー音と一緒に。
-ビービー!解析不能!解析不能!-
「えぇ?何よ、使えないわね~」
「うーん...簡易検査にしたのがいけなかったか?一度持ち帰って、詳しく分析すれば分かるかも...」
「お前らいい加減にしろよ...!ユカは物じゃない!!」
「うっさいわねジャリボーイ!こっちには人質がいるのを忘れちゃ駄目よ?」
「目的は達成したから、撤収するのニャ!」
『ひゃ...っわわっ』
化け猫小判の声と一緒に、急にメカが動いたようで、バランスが取れずによろけてしまいました。
...まぁ。このまま連れ去られたとしても。割りとツメが甘いご一行なので。(主に口車で)どうとでもなりますかね...て、ちょ、結構揺れるんですけど...。
外の様子が見れる唯一の小窓は、かなり高い位置にあるので。それを見る事が出来ないのが不便だな...とか。そんな事を考えていたら。
「ラムー!」
『え...っ、ちょ、何...!?ロケット団のご一行様、仕事は丁寧にやって下さいよ!何かめっちゃ揺れて...やっ、うあぁぁぁ!?』
奇妙な鳴き声が聞こえた気がすると思った瞬間。
立っているのが無理なぐらいに大きく揺れてその場に倒れ込んでしまい。かと思ったら、変な浮遊感に襲われた後、したたかに腰を打ち付けました。痛い。乱暴なんですけど...っ。
『う...っ、げほっ、今度は何...!?煙...っ?』
マシンが何処かにぶつけて損傷したんでしょうか。急に何処からともなく煙が出てきたんですけど。これ、有害な物じゃないですよね...?
いよいよヤバいかもと危機感を持った頃、急に視界が開けて明るくなりました。
煙でよく見えないんですけど、もしかして扉が開いたんでしょうか...?
「ユカ!」
『ぐぇっ』
「良かった...!」
『さ、サトシ、さん...?うぐ』
帽子のツバが突き刺さるのなんてお構いなしに、力任せに抱きついて来ているのは、多分サトシさん。
展開が大分分からないのですが。私、助かった...ん、ですかね?
でもまず取りあえずは。
『サトシさん...私...』
「ユカ、もう大丈夫だから。怪我は...」
『...吐きそう』
「え!?」
船で気分を悪くする事は無かったから。乗り物酔いはしない性質だと思っていたのですが。
いかんせん、乱暴に扱われ過ぎだったと思います。内臓シャッフルされた気分です。
颯爽と登場したポッさまが、こちらに向かって大きく口を開いた姿を見て激しく絶望するのは後数秒後。