旅の始まり
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
(ちょうど帰省する所だった彼に成り行きで同行させてもらうことに)
マサラタウンのサトシ、と名乗ってキャパオーバークライマックスの私に声を掛けてくれたこのお方。
彼の事情はそれこそよく分かりませんが、要約すると。旅を終えてちょうど家に帰る所だったらしいので、ついでにそこへ連れて行ってもらう事にしました。
『......』
「わぅ?」
『...犬!』
「ガーディな」
『分かりました。犬と言う犬種の中の、ガーディという名前の...』
「だからガーディはガーディだって!」
そしてお世話になってるなんちゃらー博士(よく聞いてませんでした)の研究所へ挨拶するとかで、ついでのついでに付いてきました。
研究所というだけあって、動物が沢山いますね。ぽけもん?なんですかそれ。
目の前で行儀よくお座りするこの生き物は、何処からどう見てもわんちゃんにしか見えませんが。
「そこのお嬢さん。ちょっといいかな?」
『(右を振り返る。誰もいない)(左を振り返る。やっぱり誰もいない)』
「僕のガーディと戯れている、可愛いお嬢さんだよ」
「相変わらずキザな奴だな、シゲル」
「そういうサトシ君は、レディの扱いがなってないんじゃないかい?」
何でもいいんですけど、とりあえず私を間に挟んで火花散らすの止めてもらえませんかね。
シゲルと呼ばれた、サトシさんと同年代であろうその人。わんちゃんの目の前に座り込んでる私へ優雅に手を差し出して、立たせてくれました。
普段馬鹿と罵られたり、燃やされそうになったりするのが日常でしたから。無駄に丁寧に扱ってくれたせいで、顔がちょっと熱くなってしまいました...。
「今、お嬢さんは僕のポケモンをイヌと呼んでいたようだが...」
『あ、あの...お嬢さんという呼び方は、ちょっと』
「それじゃぁユカと呼ばせて貰ってもいいかな?」
『は、はぁ...』
「おーい俺を無視するなよ!大体、何でシゲルがユカの名前知ってるんだ!」
「デリカシーの無い誰かさんが、彼女の名前を大声で叫んでいたからねぇ。まぁ僕はそんな誰かさんと違って、紳士的だけどね」
いえ、多分同年代であろう私をお嬢さん呼ばわりするのも正直どうかと。
というか、また私を間に挟んでいがみ合わないで下さいよ面倒くさい。
でもシゲルさんは相手を言い負かした事に満足したのか、スルーして話を進めます。
「どれ程昔か分からない位に大昔。このガーディの先祖にあたる、イヌと呼ばれる生き物が世界には生息していたらしい」
『お、大昔ぃっ?』
「僕のような研究者でないと知る機会がないような史実を、どうして君が知っているんだい?興味がある。君が知っていること。勿論、ユカ自身にも...ね」
『はっ?え、ちょっと、待っ』
「おいシゲル!いい加減ユカから離れろよ!困ってるじゃないか!」
「全く...話はまだ終わっていないと言うのに。君は本当にデリカシーの無い奴だな」
「何だとぉ!?さっきから喧嘩売ってるのか!ポケモンバトルで受けて立つぜ!」
「いいだろう!ユカの存在を賭けて!」
「分かった!」
『当人を置いて話を進めないで貰えますか!?』
しかもまた私を間に挟んでおきながら。その上、シゲルさんが物凄く重要な事を言ってたのに!
あの先生、アリスでうっかり私を何処まで飛ばしたって言うんですか...っ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トリップしてしまった犯人は野田っちです。
え、シゲルの手持ちポケモンがウィンディじゃないかって?規格外のサイズに早瀬さんが驚いて話が進まないので、ご都合展開発動です☆
マサラタウンのサトシ、と名乗ってキャパオーバークライマックスの私に声を掛けてくれたこのお方。
彼の事情はそれこそよく分かりませんが、要約すると。旅を終えてちょうど家に帰る所だったらしいので、ついでにそこへ連れて行ってもらう事にしました。
『......』
「わぅ?」
『...犬!』
「ガーディな」
『分かりました。犬と言う犬種の中の、ガーディという名前の...』
「だからガーディはガーディだって!」
そしてお世話になってるなんちゃらー博士(よく聞いてませんでした)の研究所へ挨拶するとかで、ついでのついでに付いてきました。
研究所というだけあって、動物が沢山いますね。ぽけもん?なんですかそれ。
目の前で行儀よくお座りするこの生き物は、何処からどう見てもわんちゃんにしか見えませんが。
「そこのお嬢さん。ちょっといいかな?」
『(右を振り返る。誰もいない)(左を振り返る。やっぱり誰もいない)』
「僕のガーディと戯れている、可愛いお嬢さんだよ」
「相変わらずキザな奴だな、シゲル」
「そういうサトシ君は、レディの扱いがなってないんじゃないかい?」
何でもいいんですけど、とりあえず私を間に挟んで火花散らすの止めてもらえませんかね。
シゲルと呼ばれた、サトシさんと同年代であろうその人。わんちゃんの目の前に座り込んでる私へ優雅に手を差し出して、立たせてくれました。
普段馬鹿と罵られたり、燃やされそうになったりするのが日常でしたから。無駄に丁寧に扱ってくれたせいで、顔がちょっと熱くなってしまいました...。
「今、お嬢さんは僕のポケモンをイヌと呼んでいたようだが...」
『あ、あの...お嬢さんという呼び方は、ちょっと』
「それじゃぁユカと呼ばせて貰ってもいいかな?」
『は、はぁ...』
「おーい俺を無視するなよ!大体、何でシゲルがユカの名前知ってるんだ!」
「デリカシーの無い誰かさんが、彼女の名前を大声で叫んでいたからねぇ。まぁ僕はそんな誰かさんと違って、紳士的だけどね」
いえ、多分同年代であろう私をお嬢さん呼ばわりするのも正直どうかと。
というか、また私を間に挟んでいがみ合わないで下さいよ面倒くさい。
でもシゲルさんは相手を言い負かした事に満足したのか、スルーして話を進めます。
「どれ程昔か分からない位に大昔。このガーディの先祖にあたる、イヌと呼ばれる生き物が世界には生息していたらしい」
『お、大昔ぃっ?』
「僕のような研究者でないと知る機会がないような史実を、どうして君が知っているんだい?興味がある。君が知っていること。勿論、ユカ自身にも...ね」
『はっ?え、ちょっと、待っ』
「おいシゲル!いい加減ユカから離れろよ!困ってるじゃないか!」
「全く...話はまだ終わっていないと言うのに。君は本当にデリカシーの無い奴だな」
「何だとぉ!?さっきから喧嘩売ってるのか!ポケモンバトルで受けて立つぜ!」
「いいだろう!ユカの存在を賭けて!」
「分かった!」
『当人を置いて話を進めないで貰えますか!?』
しかもまた私を間に挟んでおきながら。その上、シゲルさんが物凄く重要な事を言ってたのに!
あの先生、アリスでうっかり私を何処まで飛ばしたって言うんですか...っ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トリップしてしまった犯人は野田っちです。
え、シゲルの手持ちポケモンがウィンディじゃないかって?規格外のサイズに早瀬さんが驚いて話が進まないので、ご都合展開発動です☆