世は情け
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(ヤバい)
そう。流石にヤバい。そう思ったのは、ヒカリさんの何気ない一言でした。
「そういえば、ユカもポケモントレーナーなのよね?パートナーのポケモンをまだ見たことないけど...」
『あ』
「えっ?」
『......』
「まさかヒカリに言われるまで、すっかり忘れてたわけじゃないよな...?」
タケシさんが恐る恐る尋ねるのは、答えが分かっているからでしょう。
では正直に心の中で懺悔しておきます。ごめんなさい。きれいさっぱり、今のいままで頭の中から抜け落ちてました。
「へぇ~っ。ユカのパートナーはエネコなのね!可愛いーっ!...忘れられてたのがショックなのか、大分ひねくれちゃってるけど」
『後で土下座しておきます』
「主従関係がいきなり大崩壊だな、おい」
呆れた様子のタケシさんから、モンスターボールの使い方のレクチャーを受けまして。新天地に着いてからようやくのエネコ様のご登場でございます。
「でもいつの間にエネコなんてゲットしたんだ?」
『あぁ、サトシさんあの時は一人で突っ走っていなかったんでしたっけ。このエネコさん、シゲルさんが連れてた子なんですよ』
「ふーん...シゲルが...」
『...サトシさん?何怒ってるんですか』
「別に怒ってないよ」
『いや、思いっきり眉間にしわ寄ってますけど』
「だから怒ってないって!」
『いやいや、その声がもう怒鳴ってますから!』
「何でもない!とりあえず次にユカがポケモンゲットする時は絶対俺も一緒に、だからな!」
『...はい?会話の流れ的に、何故にそういう話が出るんですか』
「はいって返事したからな!約束!」
『だから最後まで話を聞きましょうよ、サトシさん!?疑問符付きだって言ってるでしょうがっ!大体...っ』
「爆ぜろ」
「タケシ、キャラおかしいから。それにしても...こんな胸焼けのしそうな感じのやりとりって、この先何度もあるんじゃ...」
「「......」」
「ヒカリ、一緒に旅をしようって言った事を今、後悔しただろ」
「少しだけ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
要するに、早瀬さんがシゲルと親しくしていたのが面白く無かっただけのサトシの図。
そう。流石にヤバい。そう思ったのは、ヒカリさんの何気ない一言でした。
「そういえば、ユカもポケモントレーナーなのよね?パートナーのポケモンをまだ見たことないけど...」
『あ』
「えっ?」
『......』
「まさかヒカリに言われるまで、すっかり忘れてたわけじゃないよな...?」
タケシさんが恐る恐る尋ねるのは、答えが分かっているからでしょう。
では正直に心の中で懺悔しておきます。ごめんなさい。きれいさっぱり、今のいままで頭の中から抜け落ちてました。
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「へぇ~っ。ユカのパートナーはエネコなのね!可愛いーっ!...忘れられてたのがショックなのか、大分ひねくれちゃってるけど」
『後で土下座しておきます』
「主従関係がいきなり大崩壊だな、おい」
呆れた様子のタケシさんから、モンスターボールの使い方のレクチャーを受けまして。新天地に着いてからようやくのエネコ様のご登場でございます。
「でもいつの間にエネコなんてゲットしたんだ?」
『あぁ、サトシさんあの時は一人で突っ走っていなかったんでしたっけ。このエネコさん、シゲルさんが連れてた子なんですよ』
「ふーん...シゲルが...」
『...サトシさん?何怒ってるんですか』
「別に怒ってないよ」
『いや、思いっきり眉間にしわ寄ってますけど』
「だから怒ってないって!」
『いやいや、その声がもう怒鳴ってますから!』
「何でもない!とりあえず次にユカがポケモンゲットする時は絶対俺も一緒に、だからな!」
『...はい?会話の流れ的に、何故にそういう話が出るんですか』
「はいって返事したからな!約束!」
『だから最後まで話を聞きましょうよ、サトシさん!?疑問符付きだって言ってるでしょうがっ!大体...っ』
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「爆ぜろ」
「タケシ、キャラおかしいから。それにしても...こんな胸焼けのしそうな感じのやりとりって、この先何度もあるんじゃ...」
「「......」」
「ヒカリ、一緒に旅をしようって言った事を今、後悔しただろ」
「少しだけ」
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要するに、早瀬さんがシゲルと親しくしていたのが面白く無かっただけのサトシの図。