act.12
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♯1
『あ"ーーー…』
初っぱなから、だらけきった声で失敬します。
アリス祭二日目。
只今私こと早瀬由香は、人ごみからちょっと外れた木に寄りかかって日光浴中です。
日当たり具合が絶妙過ぎて、凄く気持ちいいですこれ。
今なら気合いで光合成出来そうな気がします。
いつぶり位でしょうかねぇ。こんなにのんびりするのは。
はーーー…昔過ぎて思い出せないわー。
『本っ当、平和さまさまですよ…』
あぁ。日和見ばーさんと言われても構いやしません。
もうずっとこうやってのんびりしていたいです。
近頃はそう願っても、絶対叶うことはなかったんですよね。
でも今日は絶対大丈夫な筈!余裕ぶっこいて昼寝かましちゃうもんね、ふふん!
そう思って眠りに入ろうと目を閉じた瞬間です。
前方から、ぐしゃっと何かが潰れたような騒々しい音が聞こえました。
人が昼寝という贅沢な時間を味わおうっていうのに…。
誰だよそんな空気読めない奴は。
渋々と目を開くと、ちょっと猫目っぽい男子がこちらをガン見していました。
制服からして、中等部の人のようですが。
能力別クラスが多分違うせいでしょうね。初めて見た顔です。
そんな初対面の中等部先輩。
次の瞬間、耳を疑う台詞を吐き出しました。
『あ"ーーー…』
初っぱなから、だらけきった声で失敬します。
アリス祭二日目。
只今私こと早瀬由香は、人ごみからちょっと外れた木に寄りかかって日光浴中です。
日当たり具合が絶妙過ぎて、凄く気持ちいいですこれ。
今なら気合いで光合成出来そうな気がします。
いつぶり位でしょうかねぇ。こんなにのんびりするのは。
はーーー…昔過ぎて思い出せないわー。
『本っ当、平和さまさまですよ…』
あぁ。日和見ばーさんと言われても構いやしません。
もうずっとこうやってのんびりしていたいです。
近頃はそう願っても、絶対叶うことはなかったんですよね。
でも今日は絶対大丈夫な筈!余裕ぶっこいて昼寝かましちゃうもんね、ふふん!
そう思って眠りに入ろうと目を閉じた瞬間です。
前方から、ぐしゃっと何かが潰れたような騒々しい音が聞こえました。
人が昼寝という贅沢な時間を味わおうっていうのに…。
誰だよそんな空気読めない奴は。
渋々と目を開くと、ちょっと猫目っぽい男子がこちらをガン見していました。
制服からして、中等部の人のようですが。
能力別クラスが多分違うせいでしょうね。初めて見た顔です。
そんな初対面の中等部先輩。
次の瞬間、耳を疑う台詞を吐き出しました。