act.11
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予想だにしなかった心読み君の解答に、思わず絶叫です。
…そうしたら、ベアにかかと落としされて変な叫び声を上げる結果になってしまったのですが。
ちょっと今は気にする余裕がありません…!
「早瀬さん、ちょっと前はルカ君と噂になってたのにねぇ~っ。いやはや、隅に置けな」
『ちょちょちょっ!ちがっ、違うって!日向君とつつ、つきっ、付き合ってなんか!』
ただその場にいるだけで注目浴びる位に目立つ人なんですよ!?
何より、あの日向君ですよ!?
星階級はスペシャルで、威圧感というかカリスマ性というか、とにかくオーラ半端なくて、おまけに子どもにはちょっと優しいんですよ!?
…。
最後のは関係なくないか?
ちょ、私落ち着こう…。うん。
「ふうん?付き合ってないんだー。でもそのネックレスは、日向君から貰った物なんだよね?」
『ぅ、うん。そうだけど』
「…なるほどねぇ~」
『え…何がなるほどなの!?』
「さぁ?自分で考えたらー?」
何だそれそんなのズルいズルいと散々文句を言っていたら、ベアに今度は蹴っ飛ばされました。
どんだけ力があるんですかあなた…。
赤目野郎はもう特力RPGに向かっているから、俺らも行くぜコラ何トロトロしてんだよグズが。
…彼のオーラが、そう言っているようでした。
一方的な暴力は、断固反対だけれども。確かにベアのおっしゃるとおりですね…。
これ以上心読み君を問い詰めても、無駄のようですし。
『とりあえず…。私達も行きましょうか』
「そうだね~。宣伝効果はきっと十分過ぎるくらいだよ!凄く目立ってたもん」
『やめて。お願いだから言わないで…!』
不可抗力とはいえ、先程絶叫してしまったせいで注目の的になってしまいました。
ベアはドメスティックバイオレンスだし…。
もうあれだよ。今日は絶対厄日だ…!
思わず泣いてしまいそうなのをぐっとこらえます。
そしてベアを片手に、逃げるようにその場を退却するのでした…。