act.11
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♯3
『うぅ…私はもう、こんなの無理です…っ』
「……」
『私はここで力尽きて(訳:エスケープして)しまうけど、気にしないで…。ベアは先に、いった!?いいい痛い痛いイタい!嘘です!ほんの冗談…っいたぁ!?』
只今ベアのお付き人役な早瀬由香は…天誅という名の蹴りを喰らってる真っ最中です。
アリス祭で人がごった返している道の、ど真ん中で。
うぅ…目立つ。
冗談でも蹴られる運命なら、言わなければ良かった…!
『べ、ベア…。こんな所で家庭内暴力的な事をやると、特力のRPG誤解されるんじゃ…』
「……」
『は…っ。でもこれって逆に宣伝効果ありなんじゃ…っ。これはつまり、ミッションクリアって事になって、やっぱり離脱可能…!?
って、タンマ、タイムっ、ストップですって、ベア!
その振り上げられたおみ脚を元の位置に戻して下さいぃ!』
あぁ、本当に主旨を誤解されないといいんですが。特力のRPG。
…いざ、開店したはいいものの。
お客が来るどころか、その気配すら無く。
(由香。ちょっとお前ベアとそこら辺でこのRPG宣伝して来いよ)
やる気をそがれてしまってから、どれくらい時間が経ってからだったでしょうか。
安藤先輩から、そんな完全パシり宣告を受けました。
しつこいようですが、私潜在系なんです。
ぶっちゃけそこまでやる義理なんざねぇよ的な事を、やんわり伝えて断ろうとしたんですよ。
学祭とはいえ、こんな格好でそこら辺歩き回るなんてとんだ罰ゲームです。
恥ずかしいったらありゃしない。
そしたらですね。安藤先輩が突然、おもむろに何処かを指さしたわけですよ。
指先を辿ってみれば…。
色んな意味で臨界点突破しちゃいそうな、ベアがいらっしゃいました。
もうね、言葉はいらなかったですね。それが全てを物語っていたというか。
はい。
宣伝、行かせてもらうことになりました。
以上、ここに至るまでの状況説明終わりです。
『うぅ…私はもう、こんなの無理です…っ』
「……」
『私はここで力尽きて(訳:エスケープして)しまうけど、気にしないで…。ベアは先に、いった!?いいい痛い痛いイタい!嘘です!ほんの冗談…っいたぁ!?』
只今ベアのお付き人役な早瀬由香は…天誅という名の蹴りを喰らってる真っ最中です。
アリス祭で人がごった返している道の、ど真ん中で。
うぅ…目立つ。
冗談でも蹴られる運命なら、言わなければ良かった…!
『べ、ベア…。こんな所で家庭内暴力的な事をやると、特力のRPG誤解されるんじゃ…』
「……」
『は…っ。でもこれって逆に宣伝効果ありなんじゃ…っ。これはつまり、ミッションクリアって事になって、やっぱり離脱可能…!?
って、タンマ、タイムっ、ストップですって、ベア!
その振り上げられたおみ脚を元の位置に戻して下さいぃ!』
あぁ、本当に主旨を誤解されないといいんですが。特力のRPG。
…いざ、開店したはいいものの。
お客が来るどころか、その気配すら無く。
(由香。ちょっとお前ベアとそこら辺でこのRPG宣伝して来いよ)
やる気をそがれてしまってから、どれくらい時間が経ってからだったでしょうか。
安藤先輩から、そんな完全パシり宣告を受けました。
しつこいようですが、私潜在系なんです。
ぶっちゃけそこまでやる義理なんざねぇよ的な事を、やんわり伝えて断ろうとしたんですよ。
学祭とはいえ、こんな格好でそこら辺歩き回るなんてとんだ罰ゲームです。
恥ずかしいったらありゃしない。
そしたらですね。安藤先輩が突然、おもむろに何処かを指さしたわけですよ。
指先を辿ってみれば…。
色んな意味で臨界点突破しちゃいそうな、ベアがいらっしゃいました。
もうね、言葉はいらなかったですね。それが全てを物語っていたというか。
はい。
宣伝、行かせてもらうことになりました。
以上、ここに至るまでの状況説明終わりです。