act.7
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「色々思うところはあるが…とりあえず大丈夫か。早瀬」
『本当に、とてもとてもありがとうございます…岬先生』
…セントラルへ行ってからというものの。
只今ちまたではもっぱら噂のネタにされている、早瀬由香です。
沢山の人の視線にさらされて、私、とても気持ち悪いです。泣きたいです。
その上、特力系は今年は何やら出し物をするらしく。
こんなコンセプトで、衣装作り頼むよ!
…と、超笑顔な安藤先輩に先程遭遇して。
脱兎のごとく逃げ込んだ場所が、岬先生の管理するビニールハウスだったようです。
泣きっ面に蜂とは正にこの事。
もういっそ。いっそのこと…っ!
『死にたい…っ』
「は!?」
『いっそ…ひと思いに…っ』
「そっそうだ!早瀬!
最近品種改良で出来上がった、グミの食感がする果物があってだな!ちょっと食べてみないか!?」
岬先生に後から聞いた話によると。
本当に死んでしまうのではと思ったぐらいに私は、とても思い詰めた表情をしていたそうです…。
そんなタイミングにばかり出くわしてしまう岬先生…めんごです。