act.6
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飢えをしのぐ食料を買い食いして座るところを探していたら、佐倉さんに遭遇。
…した後。
しょーもな…いやいや、すったもんだな出来事で、広場で小劇場を開催することになりました。
私?
やるわけがない。
そんな目立つこと、誰がやってたまるかってんですよ。
観客の一員に溶け込んでいると。
少し離れた所で、見慣れた後ろ姿を見つけました。
『日向君…?』
私の声に気付いたのか、日向君が振り返った…と思ったら。
『え…』
私をチラッと見て、走り去ってしまいました。
(棗…)
(急な予定で任務が入った)
任務。
酷い怪我をした、日向君。
『……!』
あの時の仮面美人さんの言葉と、怪我をした日向君を、どうして今思い出したのか分からない。
でも凄く嫌な予感がよぎって。
気が付けば私は、日向君の後を追い掛けていました。