act.5
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『はい、これタオル!はいこれは着替えです!
私のだからちょっと小さいかもしれないけど、それは我慢して下さい』
「…」
『取りあえず、シャワー浴びて汚れ落としてきて下さい。その間にお茶でもいれますから』
「…おい」
『え?…あぁ。下着は流石に、ちょっと』
「いや聞いてねぇし」
『じゃぁ。シャワーどうぞ?』
有無を言わせる余地すら与えない。
それが分かると、日向君は舌打ちを一つしただけで、大人しくシャワールームに入ってくれました。
頭がぶっ飛んだ後。
自分が何をしたかあんまり覚えていないです。
怪我してる日向君を、私の部屋に引きずりあげて。
抵抗する日向君を怒鳴りつけたような気もします。
…。
何気にとんでもない事やらかしてません?私。
…。
ま、いっか。
ここまできたらいっそ開き直っちゃえ。
そう考えたら枷が外れたみたいにスッキリした私は、お茶の準備を進めるのでした。