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『(鳴海先生、何でこんなに女物ばかり持ってたんだろう…)』
疑問には思ったけれど、とても聞けなかったです。
何か、怖くて。
…兎に角。
最初はとんでも展開に付いていけなくて、居心地が悪かったですけど。
先生たちとの食事は、まるで大人の一員に仲間入り出来たような気がして。
…凄くワクワクしてしまって。
何だかんだ言って、平凡な日常とはかけ離れた状況を楽しんでいる自分がいました。
…何故か途中から、記憶が曖昧になっちゃってるんですけどね。
*
「う~ん、由香ちゃんは将来きっとベッピンさんになるね!」
『かっ、からかわないで、下さいよぉ…っ。うぅ…っ鳴海先生酷いぃ…!』
「えー、からかってなんかないのになぁ。ね、岬先生も由香ちゃん美人だと思うよね?」
「なっ、何でそこで俺に振る!?」
『うぅう…っ!返答に詰まるぐらいに、見苦しいって事ですね!?
すす、すみませんすみません…っ。もういっその事、遠慮なく罵倒して下さ…。
いや、やっぱ駄目ですっ!
見苦しいの自覚してる分、そんな事言われちゃったら死にたくなるぐらいに傷つきそうですごめんなさいごめんなさい生意気でごめんなさいぃ…っ!』
「…鳴海。まさか早瀬に酒なんか飲ませてないだろうな!?」
「…てへっ」
『「お前気持ち悪い」』
(記憶が曖昧になっている早瀬さんが忘れてしまった、そんな会話の一部)