act.1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
♯2
「ほんっ…とうに!すまない!」
『い、いえ…もういいですってば』
先程とは少し場所が変わって、温室の外。
岬先生はさっきからこの調子です。
眼鏡粉砕によって、私はかなり大ダメージを受けたわけですが。
目の前にいるこの方のテンパりようといったらもう。
逆に私の方が冷静になってたりします。
「視力の程度はどうなんだ?無いとやっぱり困るのか?ここから帰れない程か!?」
『え、えと…。視力は、そこまで悪い訳じゃ。でも正直(に言わなくても)、無いと(物凄く)困るので、今日』
「今日中に店に行くのか?分かった。俺も行こう!」
『い!?い、いいですってば、そこまでしてくれなくてっ』
「いや!責任は俺にあるわけだし!…もう」
そして冒頭のセリフへと振り出しに戻る。
だ、誰か助けて下さい…。
これはどちらかが折れなければ、この会話に終わりは見えないようです。
どうやって区切りをつければいいものか…。
途方に暮れていた頃です。
「あれー?岬先生、こんな所で何やってるのー?うわー、ぐーぜーん」
『鳴海先生…っ!』
「ん?由香ちゃんも一緒なの?…って何この微妙な空気」
終わりなきエンドレス会話に、ピリオドを打ってくれそうな方が登場しました!
思わず顔がほころびました。…その一方で。
「ね、ねぇ、由香ちゃん…岬先生、何かブツブツ言ってるっていうか震えてるっていうか、つまり凄く怒ってるみたいだけど…何でなのかな?」
『えっ?さ、さぁ…』
「…僕、これで退散しようかな」
『えっ!?ちょ、まっ(私も逃げたい)』
「そもそも諸悪の根源お前だろうがー!」
『「っきゃーーー!!!」』
本日で三度目。
私は鳴海先生と共に、何処までも響き渡りそうな絶叫を上げてしまうのでした…。
「ほんっ…とうに!すまない!」
『い、いえ…もういいですってば』
先程とは少し場所が変わって、温室の外。
岬先生はさっきからこの調子です。
眼鏡粉砕によって、私はかなり大ダメージを受けたわけですが。
目の前にいるこの方のテンパりようといったらもう。
逆に私の方が冷静になってたりします。
「視力の程度はどうなんだ?無いとやっぱり困るのか?ここから帰れない程か!?」
『え、えと…。視力は、そこまで悪い訳じゃ。でも正直(に言わなくても)、無いと(物凄く)困るので、今日』
「今日中に店に行くのか?分かった。俺も行こう!」
『い!?い、いいですってば、そこまでしてくれなくてっ』
「いや!責任は俺にあるわけだし!…もう」
そして冒頭のセリフへと振り出しに戻る。
だ、誰か助けて下さい…。
これはどちらかが折れなければ、この会話に終わりは見えないようです。
どうやって区切りをつければいいものか…。
途方に暮れていた頃です。
「あれー?岬先生、こんな所で何やってるのー?うわー、ぐーぜーん」
『鳴海先生…っ!』
「ん?由香ちゃんも一緒なの?…って何この微妙な空気」
終わりなきエンドレス会話に、ピリオドを打ってくれそうな方が登場しました!
思わず顔がほころびました。…その一方で。
「ね、ねぇ、由香ちゃん…岬先生、何かブツブツ言ってるっていうか震えてるっていうか、つまり凄く怒ってるみたいだけど…何でなのかな?」
『えっ?さ、さぁ…』
「…僕、これで退散しようかな」
『えっ!?ちょ、まっ(私も逃げたい)』
「そもそも諸悪の根源お前だろうがー!」
『「っきゃーーー!!!」』
本日で三度目。
私は鳴海先生と共に、何処までも響き渡りそうな絶叫を上げてしまうのでした…。