act.1
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*
『あ、あの花、意外と逃げ足が早い…』
ぜいぜいと乱れてしまった息を、一端整えます。つ、疲れた…。
でも、しかしながらデカチョー!
本官、やっとホシを追い詰めました!
ホシは温室へ逃げ込んだ模様。
後は捕まえて、花壇に突っ込んでおけば、取りあえず任務完了です!
また逃げ出したら…後は頼んだ!
第二発見者よ!(私はもう知らないフリを決め込んでやる)
『よし!入ります!』
バターン!!
ミシッ…
『………』
勢いづいた余り、少ーし扉を強引に開きすぎたかもしれないことは、まぁ置いといて。
案の定いました。謎の生命体(花)!
よし!確保…です?
『…いっぱいいる』
なんと謎の生命体(花)には、仲間がいたようで。
同じ花とうごめ…たわむれていました。
…そっか。理由は分からないけど、仲間と離れ離れになっちゃったんですね。
それで寂しくなって、仲間を訪ねて三千里…。
なんて心温まる物語…
なわけないだろ。
…本物どれだよ?
見定め、悩み込んだ結果。
『ま、いっか』
ようはどれか一匹、花壇に戻ってればいいんだし。
さて。どーれーにしよーうか…な?
『ん…?』