ひっつき虫
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俵担ぎをされて、本当に保健室に連れてこられた
今は先生も生徒もいないみたいで、保健室の扉の鍵を閉めて奥のベッドに連れてかれる
ベットの上に優しく下されて、座らされると抱きしめられながら体を横にする
「ふぁあ〜…午後の授業って超寝みぃよね…」
『フロイド先輩は自分の授業受けなくていいんですか…』
「えー…大丈夫でしょ。」
そう言って、私の頭を頬擦りして抱き枕のように体の中に収める
『どうして、今日ずっと一緒にいたんですか?』
「そういう気分だったから」
『授業中も一緒にいなくても、放課後とかに会おうと思えば会えるじゃないですか』
「……俺…小エビちゃんが何も言わずに急に前の世界に戻る夢見たんだよね…」
「小エビちゃんが前の世界に誰にも何も言わずに帰っちゃって、ジェイドとアズールに小エビちゃんの話をしても誰の事か分からないなんて言っててさ…寮に行ったら、小エビちゃんの制服もあるのに…みんな忘れてて…」
そう話すフロイド先輩の私を抱きしめる力が強くなる
『はぁ……私が誰にも何も言わずに帰ると思いますか…?』
「……だって…」
『もし帰るなら、ちゃんとみんなにお礼を言ってから帰りますよ。もちろんフロイド先輩にも』
私もフロイド先輩の体を抱きしめる
頭をフロイド先輩の制服にグリグリと押しつけて、臭いを嗅ぐ
洗濯物の臭いや、つけているコロンの臭いなどがする
「………俺、小エビちゃんが帰るって言い出したら、アズールの金庫に閉じ込めちゃうかも」
『それは困りますね……。そんなことするなら、前の世界に帰るなんて言いませんよ』
「……はぁ〜〜〜…。小エビちゃん大好き〜〜…」
『私もフロイド先輩の事大好きですよ』
そういうと、おでこにキスをされてまた頭を頬擦りされた
満足するまで頬擦りしたのか、途中から寝息が聞こえて来る
私もフロイド先輩の温かい体温で眠くなってきて、眠りについてしまった
起きたら、モストロ・ラウンジに一緒に行ってフロイド先輩が仕事している所を私は見に行こうかな。
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