10
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「ふふ。じゃあ練習再開しようか」
そう言った不二君。実質青学の№2と言われるだけあって
不二君の言葉を合図に練習を再開した彼ら
だけど、1人だけ壁打ちしている人物
「夢姫?」
壁打ちしているのが桃城君だ
「なるほど」
「桃城か」
「うん」
「じゃあ、俺が練習相手にでもなるかのぉ」
「へ?」
「珍しいんじゃね?」
「いや。仁王だからできるかもしれないよ」
「え?」
コートに入っていったまーくん
「桃城俺が相手しちゃるき」
「え?いいんっすか?だって」
「ええよ。壁相手にしても強くならんぜよ」
そう言ったまーくんは、ラケットを右に持っていて
「ほぉ」
「あれ?右でも出来るの?」
「多少はな」
そうなんだ。左でしか見たことがないから、ちょっと貴重かも
「フィッチ?」
「ラフ」
まーくんの回したラケットが
「んじゃ、俺がスムースな」
くるくると回ったラケットはラフで
「ラフじゃ」
「んじゃ、遠慮な…く!」
そう言った桃城君のサーブはすんなりとまーくんに返されてしまったけど
ラリーが続いているのを見ていると十分加減しているように見える
「
「はっそんな事、思ってもねーくせ、に」
そんな言い方をしながらも打ち返してきている桃城君
「ゲームセット!」
そんな言葉を聞いた後、何かを話していたまーくんと桃城君。隣ではお兄ちゃんと修ちゃん。サブちゃんが
「決定だな」
「あぁ」
「決めたの?」
「あぁ」
コートに集まって来た青学メンバー
「17招集メンバーを発表する。不二、菊丸、桃城。乾。以上だ」
「大石は?」
「今回はない」
そう言ったお兄ちゃんの言葉に静まり返った青学メンバー
「他の学校は分からないが、氷帝は俺様だけだぜ?」
「は?」
「嘘だろ?」
「いや。本当だ」
「だって、あの忍足とか結構強かったじゃん」
「強さだけじゃないんだよ。ワールドカップは」
「!?」
「青学は、中学生にもう1人いるな」