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ある程度氷帝の練習を見終わったころ
「柳」
「なんだ」
あれ?柳君の目が開眼してる?
「さっきの話やけど、どういうことや」
「さっきのとは一体何のことだ」
「俺達のマネの情報」
「あぁ。本当にあるぞ。
秋月玲奈のも生方愛のも」
「!?」
「ともに高2。夢姫と同じ学年だろう」
「何で、「知っているとお前は言う」」
「!?」
「そう、この俺が易々と情報を教えるとでも?」
「1つだけ教えてやろう、越智夢姫がこの2人を追い出した確率は0%だ」
そう言った柳君の確率が0であること。それはあたしを信頼してくれてる証拠だ
「どう言うことや」
「すぐに分かるじゃろ、特にこれから本格的に始まるU-17の合宿でのぉ」
「!?」
「まー、くん」
「なんじゃ」
「何か、不服そうだね?」
「そりゃあのぉ。どっかの誰かさんが泣くかもしれんゆーのに、
試合なんてしとる場合じゃなか。じゃがまぁ、八つ当たりは赤也かブン太当たりじゃ」
「マジかよぃ」
「勘弁してくださいよー」
「ふふ」