7
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そんなことが」
「あったんか」
「テニス部の練習も見に来なかったのは」
「怖い思いをしているから見に来なかったのではなく、怖くて見に来れなかったのか」
「うん」
「あたしが進級するって言うタイミングで立海に転校したのはサブちゃんが立海にいるって言うこともあって、お兄ちゃんと修ちゃんで選んでくれたの。同じ東京でも、青学にいれば氷帝のメンバーにはすぐにばれてしまうから」
「そうだね」
「氷帝をカモフラージュにするために大家満智という、偽名を使って立海に来たということか」
「うん」
「夢姫」
「!?」
幸村、君?
「ふふ。そんなに驚かなくてもいいじゃないか」
いや、驚くよ?
「俺達がそんな言葉や噂を簡単に信じると思うかい?」
「え?」
「そんな噂程度じゃ俺達は信じないよ」
「そうだな」
「うむ」
柳君、真田君…?
「そうだな。越智は越智だろぃ」
「俺は夢姫にマネージャーになって欲しいぜよ」
「同感」
「…」
丸井君に、まーくん。桑原君まで
「でも、1度マネージャーは断られてますけどね」
柳生君?
「夢姫」
「あくと君?」
「彼らのテニスを見た感想は?」
「え?」
あくと君が修ちゃんと同じ質問をしてくるなんて想像してなかった
「彼らは、夢姫を必要としてくれているのだから。夢姫が決めた道を進めばいい」
「お兄ちゃん」
「でも兄妹って言う割には似てないっすよね?2人」
「そんな事言うんじゃねぇよ」
「大丈夫だよ。あたしとお兄ちゃんは異母兄妹なの」
「異母兄妹?」
「そう。お兄ちゃんは正妻の子。あたしは愛人の娘」
「!?」
「だけどお母さんが育児放棄をしてお父さんが越智家に入れたの。勿論、本当のお母さんよりも今のお母さんの方が好きだけどね」
「そうか」
「お兄ちゃんはお兄ちゃんだし。それ以上でもそれ以下でもない」
「ほーか」
「夢姫」
「幸村君?柳君?」
「夕方の話、立海に戻ったら進めよう」
「でも、半年はここだよ?」
「問題ない。夢姫がこの合宿所で立海のマネージャーをしてみればいいだろう。ある程度の消耗品も此処には取り揃えてある」
「お兄ちゃん…」
「じゃ、明日からたのむよ」
「あぁ」
「うんっ」