7
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
食堂に行くと既に食事を終えているらしいメンバー
「夢姫」
「跡部、君」
「大丈夫だったか」
「うん。跡部君がやったわけじゃないし」
「それでも氷帝の、氷帝の看板を背負った部員がしでかしたことには変わりはない」
「…っ」
頭を下げて来た跡部君
「頭を上げてよ。跡部君が悪いわけじゃないから、氷帝が悪いわけでもない。逃げたあたしが悪いんだよ」
「ちげぇよ」
「え?」
「てめぇが悪いんじゃねぇ。悪いのは向日やあいつ等だ。だけど、そいつらを束ねている俺にも責任があるんだよ」
「跡部、君」
跡部君の言葉に下を向いている氷帝メンバー
「いいよもう。氷帝は元いた学園だし、中学3年間に高校1年間は思い出が詰まってるから」
「だがっ」
「あたしはそれでいいの。跡部君がいてお兄ちゃんがいてくれたから楽しかった。
だけどいろんな言葉に耐えきれなかったのは他の誰でもない、あたしの弱さだよ」
「夢姫」
「そうやって、いつでも呼んでくれるとあたしは嬉しいよ」
「そうか」