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忍足君も宍戸君も鳳君たちもみんな修ちゃんと練習試合をしていたけど誰も1ゲームも取れていない。あの跡部君ですら取れないまま終わってしまった
「嘘やろ?あの跡部が1ゲームも取れないなんて」
「修ちゃん、お疲れ様」
「あぁ。さっきのカタは取ってやったで」
「うん、ありがとう」
「ええよ」
ポンポンと頭を叩いてくれた修ちゃん
「あんな笑顔、俺達も見たことないね」
「あぁ」
「越智先輩」
「どうした」
「夢姫は氷帝に味方がいなかった。そう俺と樺地に言っていましたが、俺も樺地も最初から夢姫の味方でいたつもりでした」
「だろうな。だが夢姫は気づいていなかった。そう思ってただろう」
「はい」
「だが夢姫は何も言わなかったが、テニス部とは言ったが全員とは言っていない。
つまり誰か味方がいてくれていると思っているのかもしれないな」
「はい」
「今は立海だ。お前が重りに感じることはない」
「あぁ」
跡部君とお兄ちゃんが何かを話しているようだけど、全く分かんない
「夢姫」
「修ちゃん?」
「立海はどうや」
「楽しいよ?」