1
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あー。じゃあ俺の授業だから来月に控えている修学旅行について、班決めをしてしまおうと思う」
へぇ、修学旅行…
「7~8で班を決めてくれよー」
そう言った先生。
あたしは別に行かなくてもいいのかも…お兄ちゃんの練習でも見て居ようかなぁ
「なぁなぁ」
「はい?」
赤い髪の男の子は不思議そうにこっちを見て居たけど何が不思議なんだろうか?
「修学旅行の班、俺達と一緒に組まねぇ?」
マルイ君と言われた男の子の周りには人だかりができていて
「あ、えと」
「ふふ。まぁ他の班はほとんど出来上がってるしね」
そうなんだ?
附属なだけあってエスカレーター式なんだろう。そこは氷帝と何ら変わりはない
「あ、じゃあ」
「よろしく。"大家"さん」
「こちらこそ」
修学旅行はどうやら、京都・奈良・大阪に行くらしい。それも10泊で
「10泊…なんだ」
お兄ちゃんと離れてもここまで離れたことないなぁ
お昼休み、あたしはお弁当をもってサブちゃんがよく来る(らしい)ある場所に来ていた
「本当にいるし」
「なんや。来たんか」
「うん。来ちゃった」
サブちゃんの隣に座るとお弁当を広げる
「相変わらず、すげぇ弁当だな」
「お兄ちゃんにも言われた」
「そうか」
それともう1つ
「はい」
「俺にくれるんか」
「そう。どうせ何も食べないつもりだったんでしょう?」
「ほんとどないしよ。ツキさんに殺されそうやわ」
まさか、お兄ちゃんがそんなことするわけないのに
「あ、先輩」
「おー。切原やないか」
キリハラと言われた男の子は、どことなく氷帝の向日君に似ている気がする。日吉君にも似ているような気がするけど
「ところで、隣の女の人は"コレ"っすか!?」
「ちゃうちゃう。そんなん俺殺されるわ」
「先輩でも、そう思う人がいるんですね」
「!?」
振り向くと、同じクラスの人間がずらり。それとおそらく違うクラスの人間だろう
プクーとガムを膨らませているマルイ君に探るような目をしているニオウ君何を考えているか分からない、ヤナギ君にヤギュウ君
「満智」
「んー?」