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「でも、乃愛が幸せならそれでええんよ」
そう言ってくれた修ちゃん
そんなことを言っているうちに着いた合宿所
「お帰りなさい。修二君。乃愛」
「ただいま」
後部座席からあたしの宿題を降ろしてくれた修ちゃん
「また、随分と沢山ありますね」
「出来る限りやっちゃいたいの。
最終日まで宿題が残ってるなんて嫌だもん」
「それは・・・まぁ、そうでしょうね」
「乃愛らしいけどな」
あたしらしい・・・?
「氷帝の時もそうだったじゃねぇかよ」
「まぁ・・・うん」
「問題ないだろう。約1週間で終わらせようか」
うーん。終わるのかなぁ・・・?
「大丈夫だよ。乃愛」
「あくと君・・・?」
「俺も、君島もツキも今までと同じさ。
当然、毛利もその中に入っているけどね」
「サブちゃんも?」
「あぁ」
「だって同じ学校なんだから、多少は出来るだろう?
それに、一応は俺達も毛利のも見ているからね」
そうだったんだ・・・?