37
「まぁ、乃愛の今後を決めることだ。
乃愛がいれば問題はないだろう」
「じゃあ、俺と種ヶ島は少し抜ける」
そう言ってくれたお兄ちゃん
「あぁ」
修ちゃんとお兄ちゃんと来たのは
お兄ちゃんの部屋で
「答えは決まっているのだろうが」
「うん。立海に残るよ」
「さよか」
「そうか」
そう言ってくれた修ちゃん達
「毛利も、そろそろ部活引退やろ
それでも乃愛は頑張れるんか?」
「うん。頑張るって決めたの。
立海で、立海の皆とテニス部で」
「そうか」
はぁ・・・とため息をついた修ちゃん
「ほんま、乃愛には敵わんわ
彼氏のことと言い。立海で頑張り」
そう言ってくれた修ちゃん
「うん」
「それに、乃愛のもう1つの居場所はここやさかい。いつでも帰って来ぃ」
!?
「いいの?」
「勿論」
「乃愛がいればここも明るくなるさかい。
ここには、乃愛の兄貴ばかりやろ?」
「うん」
「ほんま、泣かされるんやないで」
泣か・・・!?
「うん」