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「まっるいくーん。スライダー乗りに行こ―」

「おう。いいぜぃ」

そう言って行ってしまったブンちゃんとジロ君に赤也君とがっ君

「浅いところで足だけ入れて来よー」

「ダメに決まっとるじゃろ」

「何でよー」

「お前さんはこれから泳ぐ練習じゃ」

!?

「柳」

「精市。ジャッカル」

「何だよ?面白い話って」

「しかも、真田には内緒なんだろ?」

「アイツは煩いからな。
乃愛の事だ」

「「乃愛?」」

「氷帝の奴らも来ておってのぉ。
乃愛が泳げないらしいんじゃ」

「「泳げない?誰が」」

「乃愛が」

精市君とジャッカル君があたしの方を二度見してきて

「嘘だろ?」

「どうやら本当らしい。あの跡部が言うくらいだ」

「へぇ、あの跡部が・・・」

んーと考えるそぶりを見せてきた精市君

「仁王」

「何じゃ」


「乃愛を連れて中に入って来い」

「おー。いいのぉ」

「え?嫌だよ?あたし」

「ダメだよ?乃愛」
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