35
そう言って来た蓮二君
「残念じゃねぇの。乃愛」
「けーご君がこんなこと言わなかったら
誰も気づかなかったのに」
「そないなこと言うたら、俺達とも
何処も行かれへんやないの」
うぅ・・・
「残念だったな。乃愛は昨日
俺達と一緒に海に行ってたぜぃ」
「「は?」」
「俺様のプライベートビーチに呼んでも
来なかった、乃愛が行っただと・・・!?」
「せやなぁ。跡部がいくら言うても行かない。の一点張りやった乃愛がなぁ」
それは、あの2人が一緒にいたからじゃない
「まぁ、昨日は部活の練習も兼ねていたからな」
「なるほど」
「しかし、良いこと聞いたよなぁ」
「あぁ。これは及第点だな」
な、なんだろう?すごく嫌な予感
「弦一郎には煩いから言うなよ」
「は?」
「精市とジャッカルに連絡してくれ」
そう言った蓮二君の言葉に
ブンちゃんと赤也君が電話をし始めて
「幸村君とジャッカル、今からここに来るってさ」
来ないでクダサイ・・・