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「だが、こうも暑いと体が疲れるな」

「そうだね」

飲み終わったのを確認すると

「じゃあ、始めようか」

その言葉を合図に、反復横跳びを始めた皆

数分後----

徐々に抜けていくメンバーだけど

「丸井は続くね」

「うむ」

「いいデータが取れた」

データまで取ってたの!?

「もー・・・げんかい」

そう言ったブンちゃんは最後まで1人に
なっていたことに気づいていなかったらしい

「丸井。記録更新だ」

「マジかよぃ」

「嘘など言わない主義なの、お前は知っているだろう」

「やりぃ・・・」

時計を見た精市君と蓮二君は

「お昼休憩しようか」

「マジ!?」

「あぁ」

しゃがみ込んでいたブンちゃんが顔を上げたのを見計らっていたかのように笑いだしている皆

「あ、でもなんも持ってきてねぇ」

そう言ったブンちゃんと赤也君。

「お握りでもいいならあるけど」

「マジっすか!?」

「あ、うん」

自分のお昼ご飯ように握ってきて
多めには持ってきたけど

「よっしゃぁ!」
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