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「まぁ、明日になれば分かるだろ。
それと、筋力強化とは言ったが休みも兼ねているからな」

「ならよー乃愛の水着姿、見たくねぇ?」

そう言ったブンちゃんの言葉に固まったあたしと
頷いている男たち

「乃愛、水着持参じゃ」

「え・・・」

水着・・・かぁ

「ちゃんと着て来んしゃい」

そう言ったまーくんの言葉に頷くしか出来なくなってしまったあたし

翌日、早朝に立海に集合となったテニス部員

「早いね?おはよう」

「あぁ。乃愛も早いんだね?」

「あたしはさ、寮に住んでるから」

「そうだったね」

そう言って来た精市君
部長なだけあってやはりいつも早い気もするけど

「おや、お2人ともお早いですね」
「うむ」
「そのようだな」

そう言って来た比呂士君に弦君。蓮二君

「おはよう」

「あぁ」

「しかし、1番そうな赤也がまだ来ていないとはな」

「そうなんだ?」

「あいつはそう言う奴だろ」

そんな話を聞いていると

「よぉ」

「おはようさん」

そう言って来た2人組のブンちゃんとまーくん

「おはよう」

「あぁ」

「珍しくね?こういう時の赤也が遅いって」

同じことを言って来たブンちゃん
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