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「あ、ねぇねぇ乃愛ちゃん!」

「んー?」

テンションの高いジロ君の言葉に固まったあたし

「氷帝の文化祭は当然として
氷帝の夏の合宿、来てほC~」

「は?」

「何言ってんだよぃ」

「え~」

「ジロー。諦めろ。乃愛は氷帝のマネじゃねぇ」

「まぁ、精市が許すとも思えないが」

「それ以前に仁王が許さねぇって」

そう言っている蓮二君にブンちゃん

「は?」

「乃愛、お前もしかして」

「彼氏って」

「仁王、なのかよ?」

「うん」

マジかよ。そう言った幼なじみトリオ

「乃愛ちゃんのマネは無理かぁ」

そんなことを言っているジロ君

「琉唯がマネやるとスパルタすぎて
テニス部で出入り禁止にしたからなぁ」

「それがなかったら私は今でもやってたわよ」

「最悪・・・」

「まぁ、予定が合えば精市にも相談してみよう」

「え?マジ!?」

「あぁ」

「うぉ~!やったC~」

「じゃあ、帰るとするか。丸井、乃愛。行くぞ」

「おう」

「うん」
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