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「おらんよ」

い、ない・・・?

「ツキなら恐らく氷帝やと思うけど
立海におらへんの?」

「うん。部活にも顔を見せてないの」

「さよか。こっちに来たら教えたるさかい
そんなに心配しなくてもええと思うよ」

「え?」

そう言って切れてしまった電話

「どうだった?」

「来てないって・・・」

その返事に驚いた立海の皆。
ここ最近は皆出ていたこともあって
少し不安なんだけど

「まぁ、ここで考えても仕方がないね」

「あぁ」

「とりあえず練習を始めようか」

まーくんはぶんちゃんと
精市君は赤也君と
蓮二君はジャッカル君と
弦君は比呂士君と
あまり見ないペアでの練習だ

「のぉ、丸井」

「なんだよ?」

「試合形式の練習でもするかのぉ」

「いいぜ?俺はそれでも」

そんな会話をしながらコートに行った2人

必要なものを用意して
ドリンクも作ってコートに戻ると

「あれ?」

遠くからでもわかってしまったサブちゃんの後ろ姿


「何で、コートに来ないの・・・?」
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