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教室に入ると、ここからでも
外が見えて

「わぁっ」

キレー

「乃愛は初めてじゃったろ。
外であれを見るのも悪くないが
ここからでも十分見えるんじゃ」

そうなんだ?

「俺は、最初からここで見るつもりだったぜよ」

「??」

「乃愛、おまんと2人でのぉ」

「え?えぇ!?」

「気づいとらんかったんか」

そう言って来たまーくん

「ありがとう」

「ええんよ」

=====

仁王side

教室で、メイド服のままの乃愛を見ていると
キャンプファイヤーをマジマジと見ている乃愛で
氷帝ではこんなことなかったんじゃないじゃろうか
学校にも行けんかったと言うとったし

「乃愛」

「んー?」

俺の方を向いてきた乃愛は

「俺のさっきの返事はくれんのか?」

「さっきの返事・・・?」

分かっとらんかったんか?

「言うたはずゼヨ。おまんが好きじゃと」

「嘘じゃ」

「嘘なわけあるか。こんなことで
俺は嘘なんかつかん」

そう言った俺に

「好きで、いてもいいの?」

「当り前じゃ
そうじゃなきゃ困るけぇ」

「はいっ」
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