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修ちゃんには、学校に着いたら連絡を貰うまでの間
空き教室で待つことに
それでも、考えてるのはまーくんのことばかりで
「嫌われちゃった・・・かな」
メンドクサイ女なんて好きじゃなさそうだもんなぁ、まーくんは
ガラッとあいたドアの先にいたのは
「精市君・・・?」
「伝え忘れたけど。後夜祭、仁王の事
名前じゃなくて、苗字呼びに戻しておいてね」
!?
何で、そこまで・・・
それだけ言うと戻って行ってしまった精市君
学校の中に入って来た白い修ちゃんの愛用者が見えて下に降りると丁度良く鳴った電話
「いるよ・・・?」
車から降りて来た修ちゃんは
「ほんま。メイド服なんやね」
そう言って来た修ちゃん
「アリスみたいでかわええんとちゃう?」
アリス・・・?
「ま、今日は乃愛はフリーなんやろ?」
「うん」
「浮かない顔やな」
「!?」