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放送部の子と一緒に行ってしまったクラス委員の子

数分後
放送で

「2-A組、ただいまより。A組にテニス部が集まっております!」

そう言った瞬間、廊下にいた女子や男子までもが泊まっている

「2-A組のテニス部の執事姿を見たい方はぜひ。2-Aへお越しください」

そんな放送の後すぐ

あたし達は再び疲れる羽目になり

クスクスと笑っているクラス委員の子はやはりこのクラスの女王様なのかもしれない

「いい影響だったでしょう?」

「どこが?俺達はもっとゆっくりしているつもりだったのに?」

そんな話をしている魔王様と女王様

「あら。学食1年分かかっているのに?」

学食1年分・・・?

「それは丸井だけだろう?」

「ひっでぇ。幸村君」

もみくちゃにされたらしいブンちゃんはやっとの思いで出て来れたらしい

「お帰りなさい」

「おぅ」

「相変わらずだね。仁王も」

「・・・うん」

それでも、まーくんはまんざらでもなさそうで

「乃愛がいるから、落ち着くかと思ったけど
そうでもねぇんだな?アイツも」

「落ち着くって・・・」

「アイツ、はな女をとっかえひっかえしてるような奴だぜ?」

「丸井」

!?
そっか。そうだったんだ
あたしに対するあの態度もきっと他の人たちと同じなんだろうなぁ

「乃愛」

「せい、いちくん・・・?」

「ちょっと抜け出そうか」
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