4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
バスの中、ずっと眠っていたのだろう
「大家起きんしゃい」
「んー?」
目をこすりながら起きると、テニス部全員あたしの方を見ていて
「え?あたし、寝てた?」
「勿論」
「随分と眠れたようだな」
「最悪だ」
起きてるつもりだったのに…
そう思っていても外の外観は神奈川ではなく大阪だ
「降りようか」
皆が下りてからあたしも降りようとしたけど、ずっと寝ていたせいか足に力が入らなくて
「ちと、我慢するナリ」
「え?ちょっ!?」
ひょいっっとあたしを抱えてしまったまーくん
「あれ?一緒に降りて来たんだ」
「こいつが歩けんかったんじゃ」
「ほぅ」
バスから降りると、あたしを降ろしてくれたまーくん
「ありがとう」
「ええよ」
バスから降りると立海テニス部は顔見知りを見つけたらしい
「なんや、立海の皆やんか」
「おー。白石、忍足じゃのぉ」
ビクッ忍足、君?
ここにいるはずがないのに彼の苗字に以上に反応してしまう
「なんや、随分可愛いお嬢さんや…な…あ」
なんてあたしを見て驚いている白石君は
「謙也」
「なんや、ねん」
「久し、ぶりだね」
「何やこの間氷帝におらんと思ったら立海におんのかいな」
「うん。お兄ちゃんがね立海を進めてくれたから」
「さよか。ゆーしが悪かったな」
「いいの。今は立海で彼らとも何の接点もないから」
「なんじゃ知っておったんか。白石と忍足を」
「あー、うんまぁ」
「大家」
「大家?お前苗字…」
白石君の唇に指を当てると
「どう言うことや」
「今日、時間ある?」
「あぁ作ったるさかい。なぁ謙也」
「おう」
「ありがとう」
まだ、あたしの本当の苗字を言うのが怖い。お兄ちゃんとあたしを比べられそうで怖い
「それにしても、立海が大阪に来るなんて珍しいな」